いつも時代は動く、次世代にバトンタッチ!

議会改革は止めない

 3月28日(月)多摩市議会最終日。この日はいつもの議会最終日とは違う最終日。多摩・生活者ネットワークの看板娘・武内好恵さんの議会活動最終日。多摩ネットのみんなで花束持って駆けつけました。
 思えば12年前、私も2期の市議会議員活動を終えた時、こうやって仲間が来たっけ。月日の経つのも早いものだ(しみじみ)。私も年をとったものだ(しみじみ)。あの時私は感慨にふける余裕はなく、生活者ネットワーク運動のダイナミズム〜ローテーションを成功させなくてはと必死でした。結果、武内さんを送り出すことが出来て、彼女も立派にネットの議員としての役割を果たしてくれました。長い間ご苦労様!
 政策担当(ネット的には武内好恵さんとバトンタッチ)の星野なおこさんから花束を受けていい表情していました。

 今回は同じ会派の菊池富美男さんも引退します。彼は議員生活32年の超ベテラン。議員中に病気で倒れて奇跡の復活。後半は車椅子で議員活動をやり切りました。こっちもご苦労様でした。

身近な池にも外来種の生き物発見

豊ヶ丘南公園の池の浚渫前に生き物調査

生物分類技能検定士のお兄さんの話にみんなくぎづけ
生物分類技能検定士のお兄さんの話にみんなくぎづけ
 豊ヶ丘南公園の浚渫工事を前にして多摩市が生き物調査を実施、15日から17日近隣の小中学校の生徒が見学しました。17日金曜日は南貝取小の4年生。生物分類技能検定士のお兄さんの説明を目を輝かせて聞きました。
 さあて、この池さらいで見つかったお魚は9種類、外来種はご多分にもれず、ブルーギル、ブラックバス、日本固有の種類はタモロコ、モツゴ、トーヨシノボリ、ギンブナ、コイ、ウナギ、エビ(テナガエビ、スジエビ)。カメは三種類、ミシシッピミミアカガメ(もちろん外来種)、日本イシガメ、クサガメ。イシガメは一匹、クサガメは5匹見つかったが、ミシッシピアカミミガメは45匹も見つかってまだいるそうな。それぞれ水槽に入っており、子ども達、通りかかった大人も含め真剣に観察。
 タモロコとモツゴはよく似ているけどよっくみるとタモロコは口にひげがあるモツゴはない、トーヨシノボリは赤いひげにお腹に吸盤を持ちくっつくよ、イシガメはオレンジっぽい甲羅でお尻にギザギザがある、クサガメは襲われると臭い匂いをだすんだよ・・いっぱい勉強して帰ったようです。天気もよく周りの大人たちも子ども達と一緒に楽しそうでした。(私も楽しかった!)

裁判への市民参加〜裁判員制度を検証する

注目したい裁判員ネットの取組み

会場には主催者も参加者も若者の姿が多くみられました。
会場には主催者も参加者も若者の姿が多くみられました。
 11月20日土曜日の午後、茗荷谷の御茶ノ水大学にて「裁判員ネット」主催のフォーラムが開催されました。裁判員ネット(代表・弁護士の大城聡さん)は裁判員制度の関する情報発信と主に裁判員裁判を傍聴してその問題点を論じ三年後の見直しへの提案に結びつけようと大事な活動しています。
 一部は坂上(多摩ネットの政策ゼミで活躍した!)さんの司会でスタッフとのやりとりで裁判員制度の現状が解説されました。東京都内で行われた裁判員裁判は現在まで約1千件にのぼり「公判前手続」が順次終了したところから裁判が始まるので実施を開始した09年当初から比べると件数はだんだん多くなっています。それと同時に難しい判断が迫られることが増え裁判員のストレスも重くこれに対するケアも大きな課題となっているようです。
 二部は弁護士の福田さんをコーディネートに押尾学裁判の裁判員だった田口さん、裁判員ネットのスタッフの竹越さんと松下さん、代表の大城さんでパネルディスカッション。裁判員を経験した田口さんは裁判所の垣根を低くしたいと普段着(タンクトップとサンダル)で裁判所に行ったそうです。裁判所は着るものは制限しないという事だったのですがタンクトップの上には何か羽織ってくださいと言われたそうです。また、評決後裁判官が「国家の決定ですから安心してください」と言われたそうですが「俺は国家の手先になったのか」と思ったそうです。市民が参加するとやっぱり面白い!!話題の裁判だっただけに注目されている世の中の重圧をひしひしと感じた上の裁判員の評決は重いはずです。後半に大城さんが最近の死刑判決に対して裁判官が控訴を勧めた件にふれて、「裁判員が自分の評決に確信がもてるような審議時間の確保が必要」とコメント。今後の大きな課題でしょう。また、傍聴した立場では臨場感溢れる様々な証拠・証言などインパクトが強い中で冷静な判断を短期間でしなければならないストレスは想像以上のものだという発言も見逃せません。特にマスコミの報道は被害者からの情報が多いので世論を煽ってしまう責任も大きく、多くの方が感じたようです。裁判員は守秘義務を課せられ大きな判断をするのですから今後、裁判員経験者ネットワークも広げていくことも課題でしょう。
 ともあれ始まった裁判員制度の検証は広く市民の目で展開していく必要性を強く感じたフォーラムでした。

開かれた議会をめざして

議会基本条例制定後初めての議会報告会

パルテノン4F、第一会議室は熱心な参加者でいっぱい!
パルテノン4F、第一会議室は熱心な参加者でいっぱい!
 11月13・14日の土・日曜日の両日多摩市議会の議会報告会が三箇所で開催されました。13日の多摩センターのパルテノン・多摩での報告会に参加しました。会場いっぱいの予想以上の参加者(約50〜60人はいたでしょうか)にまずびっくり、市民の関心度が高いことに感激。約2年半かけて作り上げた条例の重さに感慨ひとしお、議会に敬意!
 決算特別委員会、各常任委員会、議会基本条例の制定をめざす議会改革特別委員会からのそれぞれの報告後質疑応答。議員定数削減や議員報酬の見直しをしていないなど議会や議員対して厳しい意見もでましたが、議会改革はそれだけのはなしではなく、しっかり仕事をしてもらえる状況考え作っていくことが優先されるべきという意見も出たり、議会の合意形成にもっと時間をかけて一致したことを市長にぶつけることが有効ではないかなど多摩のまちづくりの歴史の中で市民が少しずつ成熟してきたと言うことを実感しました。2時間の時間の中ではまだまだ未消化な部分もありましたが、現在の到達点を評価しながら議会を一緒に進化させたい、そんな思いを持って帰ってきました。

それ行け元気に市民自治!!

’11年統一地方選挙生活者ネットワークの候補者だよ!

 10月16日土曜日の午後、ベルサール西新宿で来年の統一地方選挙の生活者ネットワークの候補者第一次発表の政策討論集会が開催されました。東京全体の発表です。これに間に合わせたい一心で地域で痩せる思いでがんばってきました。それはどこのネットも同じ!でもこう舞台いっぱいに勢ぞろいする姿を見ると感無量です。総勢33人の候補者を見ると年のせいか目頭熱くなります。

 わが多摩ネットもやっと探し出した新人・星野なおこさんを紹介します。趣味がマラソンという鍛えられた身体(贅肉がない!!)、はっきりした主張、切れのいい感じの40代。特に環境と食の問題に関心があるという元気な女性です。よろしくお願いしまーす。

 この討論集会は今度の統一地方選に向けての政策について激しい論戦!!もあり生活者ネットらしさが一層ましてきた感があります。加えて忘れずに「寸劇」が披露され笑わしてくれる心使いもありあっという間の集会でした。

いざ、名古屋へ!!

生物多様性〜それは命の循環

横断幕は訴える
横断幕は訴える
 今、名古屋で開催されている生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)、カルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)に呼応して開かれた「食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク」「生物多様性条約市民ネットワーク」主催フォーラム「生物多様性を守る食と農〜GMOのない世界をめざして」に参加しました。
 それに先立って久屋大通公園・もちの木広場で開かれたプレイベントに何とか駆けつけましたが、行った時には模擬店は閑散。え〜何これ!盛り上がってな〜い!とちょっとがっかり(勇んで行ったのに〜)「皆さんデモに参加しているから、もうすぐ帰ってきます」と言う言葉に気を取り直し待っていると、来た来た!トラクター先頭に横断幕やプラカードをもった大勢のおばさん、おじさんに子ども達、元気にシュプレヒコールしながらの大行進。その勇姿に胸がジーン!この様子は地元の中日新聞に大きく取り上げられ、天笠先生の写真入りコメントも載ったり、さすが地元開催の国際会議!でも、待てよ、これは国際会議だぞと他の新聞社の記事をチェックすると扱いに大きな差!東京に帰って新聞を見たらさらにびっくり、何という小さな扱い!おいおいもうちょっと頑張ってくださいよ新聞社の諸君!
 
 さて、11日開催のフォーラムは各国から遺伝子組換えに反対している人達の報告。遺伝子組換えの汚染状況は想像を超えて深刻さを増して、有機農法などより真面目に農業している人達を脅かしています。何よりもうたい文句だった量産できるということは裏切られ、どんどん強くなる雑草に対しより強い農薬を使用せざるをえなくなり、結果周辺の微生物や昆虫などの生き物が死滅していくという悪循環。
 この日の圧巻は何と言ってもカナダから来たパーシー・シュマイザーさん。カナダで農業を営みながら社会的な活動もやっていらっしゃいます。彼と遺伝子作物種子メーカーのモンサント社の裁判の報告は今後遺伝子作物を受け入れた国の運命を示唆しています。彼の畑に紛れ込んだ遺伝子組換えの種子を無断で使用したとして損害賠償の訴えを起こされ、裁判の中では「いかに混入したかは問題ではなく、種子の権利はモンサント社」であるという。「50年かけて改良してきた私たち夫婦の権利は認められない」理不尽さ。それでも彼は多くの支援者と戦い続けて勝ち取ったものもありますが、アジアやアフリカなどの途上国の人達は裁判の費用も時間もかけられません。遺伝子組換えの技術はだれのためのものでしょう。この地球上のすべての生物の命を脅かすものとして遺伝子組換え作物などは許すことはできません!!でしょ、みなさん!!

久しぶりで見るちびっ子の集団!

近所に出来た「認定子ども園」を見学

木製の椅子は子どもの発達に合わせて調整
木製の椅子は子どもの発達に合わせて調整
 灼熱の夏から急激な寒さに耐えやっとすがすがしい秋の日、多摩ネットの仲間と地元に今年の4月オープンした「おだ認定子ども園」を見学しました。ここは今保育園のニーズが一番高い1−2−3歳児30人、3-4-5歳児180人の幼稚園児がいます。幼稚園は一般的に早午後に帰宅になりますが、ここでは長時間で利用することができ、最長夜の8時までの利用が可能です。保育園と長時間の幼稚園では子どものカリキュラムは違うそうです。いわゆる厚生省の流れでの保育と文科省管轄の幼児教育・・もちろん料金体制も別!いつになったら幼・保の一元化が実現するのでしょうね!!
 訪問した時間は昼食時とあってにぎやかな声と笑顔で満ち満ちて条件なしで幸福な気分。
 2階建ての校舎の延べ床面積1081.58㎥、屋外遊技場などの面積1101.99㎥の広く新しい校舎だけに明るーい!校舎の新しさに加え備品がぜいたくな木のつくりと子どもの好奇心を駆り立てる工夫
。(ここでの木工品は稲城市に工房を持っている渡辺さんの作品が多数!)そして、随所に畳の空間にのんびり感。
 併設されている子育て広場にも数組みの親子が一緒に楽しそうに遊んでいました。9:30〜16:30までいつでも利用できるそうです。就学前のお子さんがいるお父さん、お母さんぜひ、のぞいてみて!

多様な生物の生存が将来の環境を守る!

名古屋「生き物会議」COP10 MOP5 に向けて

福岡のグリーンコープの報告
福岡のグリーンコープの報告
 9月28日の昼、参議院会館B107会議室にて「食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク」(MOP市民ネット)主催の報告集会が開催されました。新しくなった議員会館にびっくりしながら参加したこの集会は、大河原雅子さんはじめ国会議員、農水省と環境省の方も参加。まず、市民ネットの参加団体であるグリーン・コープの遺伝子組換えナタネ自生調査の結果を発表、調査から見えてきた問題点について四日市大学の河田昌東先生のコメント、そして、農水省と環境庁が行った調査とその見解、そして、質疑と言う具合いに短時間の間に大忙しの集会でした。
 めまぐるしい展開に頭がついていけない状況もあったのですが、まず、感じたのは、国と市民ネットの調査が何でこんなに違うのか、調査方法や調査地点の違いもあると思うが、何といっても市民の調査結果は遺伝子組換えナタネが想像以上に自生している事実をつきつけている、この調査結果をもっと危機感をもって捉え、次の戦略を立てる立場に立てないかと言う疑問でした。国といって参加した人は農業や環境を守る立場の人達です。自治体では市民との協働は充分と言わないまでももう随分前からお念仏のように言われてきています。国は優秀な人が多いのにまだまだ古い体質をもっているなあと実感しました。カタルへナ議定書に関する解釈も国は随分身勝手に解釈しているようです。
 「環境を守る」という人類共通の課題に対して多くの国が取り組んでいます。10月名古屋において生物多様性の保全に向けて国際的な枠組みを決定する国際会議(COP10)が開催されます。日本はこの議長国としての役割をしっかり果たして欲しいと思います。 同時にカルタヘナ議定書の基づいて遺伝子組換え生物など生物多様性に悪影響を及ぼすバイオテクノロジーの取り扱いに関しての検討を行う国際会議(MOP 5)も開催されます。11日に開かれる「生物多様性を守る食と農〜GMOのない世界をめざして〜」に参加する予定です。10日のプレイベントにも参加しま〜す!

豊かな土壌を取り戻すために

生ゴミの活用の大きな効用

パネルディスカッションは多くの人の心を打った。
パネルディスカッションは多くの人の心を打った。
 8月23日まだまだ酷暑、第18回生ゴミリサイクル交流会「生ゴミは宝だ!」が早稲田大学国際会議場で開催されました。午前中は有機農産物普及・堆肥化推進協会の理事長・瀬戸真之さんがコーディネーター、山形県長井市の長井市レインボウプラン推進協議会の菅野芳秀さん、戸田市環境クリーン室クリーン推進担当副主幹・吉田義枝さん、「大地と命の会」理事長・吉田俊道さんの三人がパネリストでの全体会です。まずはパネリスト三人の情熱溢れるお話に圧倒されました!
 最初は菅野さん、「何万年も経て作られた土に対して謝罪して欲しい」と訴え、生物が多様で豊かな土壌を取り戻すために市挙げての土作りの実践を紹介しています。都市部に住む住民500世帯のほぼ100%の参加を得て13年間生ゴミ回収し、市直営の堆肥センターで、家畜の糞尿ともみ殻などと混ぜ合わせ3ヶ月で堆肥を作り、地元の農家に安価(政策的に安くしている)で譲り、そこで取れた野菜やお米を学校給食に使い、直売店で販売しています。
キーワードは循環、「ともに」、「土は命のみなもと」。私たちは土を食べている、土を汚す事は体を汚す事につながると訴える。例えば1954年でのピーマンの成分と2001年のピーマンを比べると成分の違いが明確。(写真右下参照表の上からビタミンA,ビタミンB1、ビタミンB2,ビタミンC)ミネラル分の低下も指摘され、一般的に言われていた事だがこんなに差があるなんて驚きました。
 戸田市の吉田さん、戸田市は20年度に農業委員会を廃止、農地がほとんどない中で生ゴミの回収を行う事でゴミ40%減量をめざす目標を立てています。生ゴミバケツ19ℓを配布しいっぱいになったバケツをリサイクルフラワーセンターに持参してもらうと花苗24鉢と交換するというシステムを定着させています。花と交換できることは若い世代にも支持され、大きな広がりをみせています。リサイクルフラワーセンターには障がい者や高齢者が働いています。正に「環境と福祉の融合」施策ですね。
 佐世保市のNPO法人「大地といのちの会」の吉田さん、土作りを通しての子ども達の環境体験が子どもの元気を導き出すという実証語ってくれました。まず、子ども達が持ってきた生ゴミを土にまぜ、時間の経過によって変化する様を子ども達が体感する、その感動がそこで取れた野菜への愛着を生み、元気な野菜のおいしさを知る〜強い野菜は虫もつかない〜食べる人間まで強くなる。実際、生ゴミの堆肥で作られた野菜を食べている子ども達が野菜好きになった結果病欠率が激減しています。収穫するだけでなく、種まで獲る課程で命の循環を体感、「わたしは生かされている!」という感覚が蘇ってくるのではというお話は心を打ちます。
 午後からは4つの分科会に別れてのより具体的な話が展開しました。来年は8月26日に開催予定。要チェック!!

忘れないで「第5福竜丸」の悲劇

第19回多摩市平和展開催中

大漁旗はまだ鮮明な色合いで時間の経過を思わせない。
大漁旗はまだ鮮明な色合いで時間の経過を思わせない。
 今年も暑い夏(今年は特に暑い!)がきました。恒例の多摩市平和展が7月24日から8月1日までパルテノン多摩で開催しています。 
 ギャラリーでは1954年アメリカがマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験で被災した第5福竜丸の多くの写真や資料が公開されています。当時危険区域とされていたぎりぎりの所にいた第5福竜丸ですが、そのほかにも日本の漁船が多く付近の海域で操業をしており何と856隻が被害を受け、廃棄されたマグロは485.75tに及ぶという。また、当時はの雨に多量の放射能が東京では32100カウント、京都では86700カウントという数値が測定されていたそうです。広島、長崎に投下された後何と2057回の核実験(アメリカ、ソ連あわせて)が行われている。子どもの頃何回か新聞紙上を賑わしたなと言う記憶がありましたが、数を見てびっくり!何と言う暴挙!!罪もない多くの人が被爆していることがわかりました。怒りがこみあげてきます。
 今回は8月1日(日)13:30〜第五福竜丸の乗組員だった大石さんのお話が聞けます。16:00〜軍縮への歩みを恵泉大学教授・上村さんから伺います。是非、平和展に来てください!