あきらめない人々〜市民の実践の経験交流

全国市民政治ネットワーク・交流集会に参加

 19日に全国市民政治ネットワーク全国交流集会が福岡で行われました。今年のテーマは「市民社会をつよくする」です。
 市民が政治に参加するための道具として議員を持ち、私たちの税金から出ている議員報酬を市民の政治活動に使うネットワーク運動はグリーンコープや生活クラブ生協を母体とし、東京・神奈川・千葉・埼玉・北海道・信州・ふくおか・熊本・横浜・つくばに広がり、現在議員は141人。ローテーションによる議員経験者は370人にもなりました。

 午前中の分科会では「現場に出よう」「活動資金の稼ぎ方」「つながろう!地域の多様な人たちと」「参加を広げる」「議会改革」の5つのテーマで活動報告と意見交換。市民立保育園など地域に必要な機能を生み出し、リサイクルショップやカフェで仕事と人々の交流の場を広げるなど、魅力満載のネットワーク運動が披露されました。私も学校・保育園の給食食材調査活動から給食の食材規格表を狛江市に実現した取り組みを発表しました。

 活動資金の不足に悩み、共に活動する人を日々探し求めながら、地域で生き生きと活動する人たち。自治・連帯・協同して、市民社会を強くすることが、私たちの活動の原点であることを再確認した集会でした。

 集会での助言者須田春海さんがいみじくもおっしゃったように、「この会場にいるのはぺシミズムに覆われた社会にあって、夢を失っていない人たち」。

考えてみれば市議会議員補欠選挙から一ヶ月しかたっていないのに、選挙は夢の中の出来事のように遠くなってしまい、私自身も元気に日々の活動に、まい進(ふりまわされて?)います。もっともっと楽しい活動をして、強い地域社会・市民社会をつくりたい!

*写真は20日見学した玄海原発。美しい海に25メートルプールが5秒でいっぱいになってしまうほどの勢いで、7℃の排水が毎日流されている。

生活者の目で市政を変える!

チェンジ・ チャレンジ・ チャンス!

 初代代理人水村節子を誕生させて以来、狛江ネットは市民の信頼を得て、ローテーションしながら20年間に5人の議員を送り出していただいている。

 私は前回07年の市議会議員選挙で議席を失ったが、狛江・生活者ネットワークの代表として、吉野芳子と共に活動してきた。ネット議員が1名になったことで、議会内では無会派として、「生活者ネットワーク」と名乗ることさえ許されていない。予算・決算特別委員会に参加できる回数も減り(この1年はネットは参加できていない)、市民の意見を反映できる機会が少なくなった。

 6月22日市長選挙と共に市議会議員補欠選挙が行われることになった。これはチャンス! 活かさなければならない。

 私は議員をさせていただいた4年間、市民の思いを受け止め、市民の提案を市政につなげてきた。年をとっても障がいがあっても狛江に住み続けたい、緑豊かな町を残したい、子どもたちに安全な給食を食べさせたい…。私たちの生活を豊かにするために政治がある。

 さまざまな市民の思いを束ね、誰もが人権を守られ、自分らしく生きることのできるまちをつくるために、再び市政に挑戦したいと思う。

 市民の議席を増やし、生活者の目で政治を変え、市民の力で、ゆたかな地域社会を築きたい。

市民の知恵と力で、住み続けたいまちを、つ・く・ろ・う!

こだわって地域ー変えます!議会 つくります!仕事

明日は市議会議員選挙の告示日。大場てる子からバトンを受け継いだ狛江・生活者ネットワークの予定候補者吉野芳子とともに、市民の議席をめざして、22日の投票日まで、精一杯、政策を訴えていきます。

池座俊子の提案
☆大事なことは市民が決める!
 旧4小、7小跡地の利用は市民参加ですすめます。
☆子ども時代を豊かに生きる
・「子どもの権利条例」を制定し、子どもをいじめや虐待から守 ります。
☆障がいのある人もない人も対等に働く場を地域につくります。
☆身近なところに赤ちゃんからお年寄りから集える居場所を作り ます。
☆水循環の確保・緑地の保全を優先したまちを作ります。
☆多文化共生で、平和な社会をつくります。
☆より良い中学校給食の実施に向け、市民意見を反映させます。

無駄にしないで!あなたの一票  
       期日前投票も利用できます

 狛江市議会議員選挙の期日前投票は4月16日(月)から21日(土)午前8時30分から午後8時まで、市役所三階第一委員会室で行うことができます。身分を証明するものがあれば、入場券がなくても大丈夫です。 

視覚障がいのある方への情報提供ー責任は市に

3月議会一般質問報告 その2

都知事選挙は石原慎太郎氏が当選確実となった。
今後4年間の都政運営、特に教育行政が気がかりだ。
それにしても記者会見では「いろいろバッシングされて・・・。説明責任が足りなかった。」との発言。これには、石原氏に投票した人でさえ「そういうことじゃないでしょ!」と叫んだはず。

         ***

3月議会の一般質問2問目は、まちづくりへの市民参加をすすめるために、市民への情報提供の課題と子ども参加について取り上げた。

市民参加の前提はすべての市民に市政情報がきちんと伝わること。視覚障がいのある方への情報提供は課題がたくさんあるが、登録すれば、広報こまえや市民活動・生活情報誌わっこ、議会報の朗読テープは郵送される。
朗読は30年前からボランティア団体が担っており、現在30人近い方が利用している。
この朗読は障害者サービスの分野で「音訳」といわれており、写真や図表,グラフまで読み上げるもの。こうした技術や発音、イントネーションのトレーニングなどの研修が必要とされるが、費用はすべて会でやりくりしている。市では録音室とテープを用意しているだけで、しかも録音室の使い勝手が悪いと聞いている。

また情報提供は、これまで録音テープで行なわれていたが、現在図書館などでも、CDーROMに音声情報を記録するデイジー図書への移行がすすんでいる。長時間録音できるので、テープを裏返したり取り替える手間も要らず、ほとんどの資料がCD版1枚に収録されるので保管場所がいらない、又自分の読みたい章や節、ページに自由に飛ぶことができる。

デイジー図書を聞く機械、プレスクトークは視覚障がい者の日常生活用具となっている。今後移行するためには、編集用パソコン、ダビング等の機械も必要であり、編集者の養成、作業への謝礼なども検討する必要がある。

音訳による情報提供は、点字が読めない中途障がいの方や、高齢者で文字が読みにくい方にも役立つので、必要性は増してくると思われる。

広報こまえは情報課、わっこは市民協働課、議会報は議会が発行しているが、情報提供の責任は健康福祉部にあることを確認し、情報提供の方針を立て、対応することを求めた。予算も含め、部内調整、庁内調整を図っていくとの答弁だった。

*写真は泉龍寺で7日、8日、花祭りにちなんで行なわれた花市というイベント。市内外のアーティストによる皮や木、布を使ったかわいい小物たちと、訪れた若い人たちでいつもとは趣の異なったお寺の様子。

公共施設再編への徹底した市民参加を要望する

新年度予算可決

◆今期最後の議会の最終日のきょうは、桜をめでる余裕もなく、一日が終わった。今期で勇退する議員の皆さん、そして無事定年まで勤められた職員の皆さん、本当にお疲れ様でした。

◆さて07年度予算は、一般会計については、本日提出された修 正案が否決され、原案が賛成多数で可決。その他特別会計につ いては原案通り可決された。

◆民主・市民自治から提出された修正案で一番疑問に感じたの  は、市民プール改修予算を削減する点。
 市民プールは配管設備などの老朽化が激しく、利用者の安全確 保のために、改修のための実施計画策定の補正予算を、昨年9 月に全会派一致で承認している。工事のために、今年の夏は、 市内で唯一の市民プールが使えなくなることから、ネットは小 学校のプールを子どもたちのために開放するよう、要望した。 現在のところ南北2校で、15日間程度の開放が予定されてい る。学校プールで幼児から小中学生まで(?)、異年齢の子ど もたちが本当に水遊びを楽しめるのか、疑問は残っている。
 今年の夏、市民プールが使えないことを子どもたちに対して本 当に申し訳なく思っているのに、修正案は来年以降の見通しも 明らかにしていない。

 温水プールの市民要望は多く、議会が温水プール実現の陳情を 採択している責任もある。公共施設再編方針策定の中で、建設 費のみならずランニングコストも提示し、充分に市民議論して いくべき問題と考える。

◆公共施設再編方針策定にはコンサル委託料も含め、1千万円余 りの予算が計上されている。まちの将来人口予測などの客観的 なデータを用意し、市民参加でまちの将来像をしっかりと議論 したうえで、必要な公共施設をどのように配置するのか、今度 こそ、徹底した市民議論ができるよう、策定までの行程をきち んと組み立ててほしい。

議員報酬削減・・・15%で決着

議会運営委員会(3月14日)の報告

◆自慢できる話ではない。狛江市は5年連続で経常収支比率が26市最下位。さらに『週刊エコノミスト』(2/27号)では、首都圏(1都3県)265自治体でもワースト1にランキングされてしまった。夕張市に続く財政再建団体になるのでは、と多くの市民から不安の声を聞く。

◆生活者ネットワークは、緊急行動計画に取り組んでいる市の議 員として議員報酬を削減すべきと主張。12月議会では、議員 報酬の10%減、期末手当の役職加算を廃止し、これまで4・ 75ヶ月(役職加算を合せると実質5.7ヶ月!)を職員と同率 の4.45ヶ月にする条例を提案したが、明政クラブ、公明党 の反対で否決された経緯がある。

◆07年度に向けては市長からは、0.31%(平議員で一ヶ月 わずか1000円)減の条例が提案されている。ネットはなん とか議員報酬削減をきちんとした形で実現したいと、公式、非 公式に各会派とも話し合いを重ねてきたが、昨日の議会運営委 員会で明政クラブ・共産党・ネットの共同提案という形で1  5%削減(2011年4月まで)の条例が賛成多数で可決された。  本会議の可決が待たれる。

◆ネットがこの案に合意したのは、議員報酬が26市で一番低い 清瀬市(狛江市との比較で12%減)を目安に、誰でもが議員 を志せる収入を保障すべきという考え方から。議員一人当たり でいうと1,283,400円の減額で、年収は7,267,500円となる。報 酬・期末手当・共済費負担金を合せて22名では31,890,000円の 減額となる。

◆明日から予算委員会。財政健全化に向けて、何を優先させ、何 を削減するのか、市民の合意が得られるようなオープンな審議 が行なわれることを望む。

暮らしは投げ出せない!

まちづくり活動の報告&代理人運動キックオフ”集会

“暮らしの中で、おかしいと思ったり、腹立たしいと思ったり、迷うこと、悩むことがある。解決するためには、誰かにそれを発信することだ。話してみて、別の見方ができたり、自分のこだわりが消えていくこともあるし、うまい解決方法が見つかることもある。誰かが助けてくれることもある。

個人でコントロールして解決していけること、みんなで協力して解決できることがあり、さらにその範囲を超えて不特定多数の人と制度、しくみを変えていかなければ、解決できないことがある。社会を豊かにするために、みんなで考えて、解決方法を提案しよう!というのが生活者ネットの基本であり、ネットの生みの親、生活クラブ生協の代理人運動だ。

14日に開かれた多摩南生活クラブ生協の集会で、その運動の広がりを実感した。
学校教育への疑問点を教育委員会へのヒアリングで整理して、政策作りワークショップを行なったまち八王子北のメンバーからは学校選択制でなく、「地域の人が関わって近くの学校をよくしていきたい」との思いが語られた。
都市農業が「農産物を生産するだけでなく、畑や周辺の川に生きる多様な生き物、植物をはぐくむ場であるという、もうひとつの価値を再発見するために、作る人・食べる人がともに農地の環境を観察してみよう」という農あるまちづくりチームの活動は3年経った。私が愛してやまない、町田の生産者老沼幸彦さんの畑周辺の美しい里山の散策から始まり、06年度は「指標生物を探してみる」という活動に展開している。
生ごみの堆肥化の手法を比較研究している3Rチームの発表も興味深い。狛江からは昨年7月に実施した野川の生き物調査の報告を行なった。

暮らし発の政策を提案してくれた多くの組合員とともに、元気にまちづくりをしていきたい、そのために「市民の議席を獲得するぞ」と元気をもらった集会だった。

おかげさまで20年!これからも地域にこだわって活動します

スタート集会“春の芽、出そう”

きょう、生活クラブ運動グループ地域協議会とわいわいまちづくり実行委員会主催で、スタート集会が開かれた。

グループ生活者(狛江・生活者ネットワークの前身)の代理人水村節子が市民の議席を獲得して20年。私たちの運動は当時水道水源だった多摩川が合成洗剤の泡で汚れているのを見た市民が、「おいしい水が飲みたい!」と石けん運動を広げるところから始まった。地下水を涵養するために「雨水浸透枡を設置すること」や「緑地を保全する」などの提案は、地球温暖化がすすむ現在、ますます切実。国産の食材を使って安全な学校給食を食べさせたいとの思いは「学校給食物資規格表」に明記され、公立保育園でも同様の規格表がつくられた。

狛江・生活者ネットワークの議会担当の代理人(議員)は2期八年でローテーションしているが、情報公開と市民参加を基本として、環境・福祉優先のまちづくり、子育て・子育ちを支援する市政の実現のために運動グループの団体のみならず、大勢の市民とともに活動を広げてきた。
パネルシアターで20年を歴史を振り返り、手作りのケーキで交流のひと時を持った。

市民からの一言提案をもとに、調査、議論を重ねながら提案型の政治参加をしていく生活者ネットの運動は、市民が政治を生活の道具として使いこなしていく、市民自治を広げる活動にほかならない。一人一人の小さな声を束ねて大きな力にしていこうと誓い合った。

自治体を選ぶ時代??

多摩川の土手で考えたこと

多摩川と野川に囲まれたわずか6.39平方kmのわがまち狛江。一人当たりの公園や緑地面積は決して広くはないが、自然が豊かと感じる市民が多いのは、2つの川がもたらす空間の広がりや四季折々の自然の恵みにおうところが大きい。私はゆったりした川の流れと空の広がりを見るのが好き。

今日は多摩川岸でどんど焼きと37回を迎えた狛江多摩川ロードレース大会が行われた。どちらも多くの市民ボランティアが支えている。寒い中、本当にお疲れ様でした。

地方分権がすすむ中、よりよいサービスを求めて、ライフステージに合せて住む自治体を選び、何度も転居する人が少なくないらしい。究極の賢い消費者ということか。それも悪くはないかもしれないが・・・。

縁あって暮らすことになったこのまち。私は公民館保育室や生活クラブ生協、さまざまな市民活動を通して社会を見る目を鍛えられ、社会に主体的に関わることの大切さを実感してきた。「選び取るより作り出す」ことがもっとわくわくするもの。市民の力を生かしきるまちをともにつくっていきたい。

 

開かれた議会運営が前提!議員定数1減、賛成討論

12月議会最終日の報告②

◆地方分権の時代、議会の果たす役割はますます大きくなっています。今年5月、地方自治法の一部改正が行われ、議会制度の見直しも行われました。

主なものとして、①議長が議会運営委員会の議決を経て、長に対し臨時会の招集を請求できること②長の専決処分の要件の明確化③委員会制度では議員の複数常任委員会への所属制限の廃止、閉会中でも議長の指名で委員会の委員を選任できるとしたほか、委員会の議案提出権を認めるという大きな変更が行われました。所管事務調査を生かし、その結果を委員会の成果として議案提出することが認められることになります。④議会に付属機関を設置し、専門的知見を活用することが可能となる、ことなどです。
第28次地方制度調査会の答申を受けて、法律上議会の権限強化が明確化されました。

◆生活者ネットワークは市民自治を広げる立場から、これまでも行政への市民参加と同時に議会改革に積極的に取り組んできました。傍聴者への資料の配布、委員会協議会の公開、行政資料コーナーや議会ホームページでの議会情報の積極的な公開を進めてきました。また委員会での議員同士の議論や陳情審査では陳情者からの発言も認めるべきと主張してきました。まちのことを市民が決めるために、市民に議会情報を提供し、多くの市民との話し合いの中で論点を整理し、きちんとした議論を経て、議決の合意形成の水準を高めることが必要です。
現在の議員の人数を確保しても多様な市民意見の反映ができているわけではないことは、議会を傍聴している多くの市民が感じることではないでしょうか。きちんと機能する議会のために必要な議員定数、つまり税金をどのくらい投入するのが妥当なのか、重い課題ですが、多くの市民が議会のあり方に不満を持ち、議員定数削減の陳情に署名が2727筆も集まったことを重く受け止めなければなりません。

◆狛江・生活者ネットワークは①二元代表制のもとでの議会の存在意義は選挙で選ばれた正統性を持った議員の合議体として、行政をチェックし、政策提案を行うことにある。②委員会の議案提案権を認められるなど、役割が大きくなる中で、活発な議論や調査のためには、一委員会6.7名の委員が必要。議長を含め20人か22人の定数が想定される。③議会に市民の声をきちんと受け止めるしくみができるまでは急激な定数削減はさけ、多様な民意の反映を保障する。④定数を偶数とし、可否同数における議長判断を求めないこと、などの点から1名削減の22名とすることに賛成し、分権時代にふさわしい議会を市民、市議会各会派の皆さんと創っていきたいとおもいます。