世界の子どもたちに暖かいセーターを送る会の小林さん

京都から送られたセーターと小林さん。小林さんのセーターはまるで絵画のようで私には憧れだったのですが、小林さんご自身の魅力に出会いました。
京都から送られたセーターと小林さん。小林さんのセーターはまるで絵画のようで私には憧れだったのですが、小林さんご自身の魅力に出会いました。
「世界の子どもたちに暖かいセーターを送る会」は、西東京市内にあるNPOです。先日、代表の小林さんのアトリエを初めて訪ねました。
小林さんは地域でも編み物サークルでの指導や公民活動、そしてニットカフェも開催されています。私は彼女のNPOとしての活動をうわさには聞いていましたが、昨年、ハートが編みこまれた小さなセーターが、市民協働推進センターゆめこらぼに展示してあるのを見てその具体的な活動を知り、詳しくお話を伺いたいと思っていました。
押入れに眠っている毛糸を蘇らせ、ハートの形ともに暖かい心も編みこみ、2か月に1度の割合で海外に送っているそうです。編み手となることで、引きこもりがちの高齢者の外出ができるようになったというお話も聞きました。誰かの役に立つことで自信につながったのだと小林さんは話してくださいました。毛糸も、ハートが編み込まれたセーターも、直接届けられたり市外から郵送で届けられたりするそうです。
ご自身のことは「私は専業主婦」ときっぱりと言われました。専業主婦だからこそできることをしているという持論。主婦としてもNPO代表としても、ニット作家としても其々目いっぱい楽しみながら充実されている多様な顔を持ったパワフルな女性。(ん・・?世間一般のイメージする専業主婦像とは違うかも?)私は小林さんのパワーに感心しっぱなしでした。
こんな小林さんだから、地域でも当然頼りにもされているようです。女性が元気に地域で活動ができることは、いろんな可能性を広げることに繋がっています。
私は今、女性の議員として元気に活動ができているのかしら?可能性を広げているのかしら?わが身を振り返ってみました。

わたしたちの生活と医療とのかかわり方

こども診療所・梅村浄先生の講演(4/10)から

新聞やFM西東京でも企画がインフォメーションされ、世代を超えての参加者がありました
新聞やFM西東京でも企画がインフォメーションされ、世代を超えての参加者がありました
西東京生活者ネットワーク・福祉部会では、在宅医療・在宅ケアを今年度活動のテーマとしました。医療とのかかわりを考えるなかで、地域の医療機関とのかかわりは高齢になる以前から考えていく必要があるという視点から、すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いるまで病院とどう関わって生活を維持していくかということについて、梅村先生にお話をぜひ聞き、考えたい!という意見で講演会を企画しました。
先生は25年間田無でこども診療所とことばの相談室をされつつ、診療所で地域の医療にかかわってこられ、65歳を機に3月末で診療所は一旦休止。
先生が、医師として地域活動をするという念頭で、自問自答されながらも実に誠実に患者さんたちの視線で向き合ってこられたこと、特に重い問題をかかえたこどもにはエネルギーを注がれてたこと、また、市の子ども福祉審議会委員を担われ、子どもの権利条例の制定への尽力もされていたことなど子どもの福祉全般にわたる視野での幅広いお話でいした。こども療所を通して、医師の専門性からの子育て支援の実践そのものだったのだと、気付かされました。
昨今の小児医療体制の現状、医師ひとりあたりが抱える小児患者数、保険点数の問題など国の医療制度上の問題による課題があることや、病院と診療所の連携は進んでいるものの実態としてたらい回しなどが生じてしまう現実課題。自分のところで出来ることとできないことの見極めが必用だが、診療所の設備投資による過剰診療の問題なども教えていただき、それぞれ事情があることや、自治体のでできることの限界もあることはわかりましたが、インフルエンザワクチンの安全性と有効性の話しから、医師としてわかる情報を提供したうえで選択肢と決定を患者さんができるようにすることが受診するときの信頼や安心に繋がり、「わかりやすい情報提供」が大切なことだと思えました。
「医療は人間関係だということを肝に銘じていかれるといい」と話されましたが、同感です。日常的に信頼関係が築けるようなかかわり方をしていくことが第一。在宅療養支援診療所の情報提供については、参加者からの質問にありましたが、医療に関するわかりやすい情報提供もすることも必要だと考えます。
今後は在宅医療の実態などを知り、安心して在宅で暮らし続けるためには必用となるであろう医療とのかかわりについて、引き続き考えていく機会を持ちたいと思っています。
 私事ですが、子ども診療所で我が子3人が診ていただいたことに改めて感謝。

さなぎの食堂 見学

さなぎ食堂のメニュー
さなぎ食堂のメニュー
 先月27日、NPO法人さなぎ達の運営するさなぎの食堂、さなぎの家を見学しました。
さなぎ達は、横浜の寿町(人口の約8割が生活保護をうけているという状況)で、衣 医 食 職 住を柱に、ホームレス、およびホームレスになる恐れのある人たちの「自立自援」を促すことを目的に、メンタル面のサポートを大事に運営しています。「自立自援」を促すというのは、自立を支援するのではなく、当事者の人が自分の意思で変わっていこうとする気持になることを一番大切にし、出来る範囲のサポートを行うという考えです。
さなぎの食堂は、2002年、屋根のある場所で暖かいご飯を食べてもらいたいという趣旨で始まっています。理事で食担当の土谷さんからお話を聞きました。食堂は10時から18時までの営業で、開店と同時にお客さんは来店し1日300食それと配達弁当20食を売り、定食の値段は300円から400円程度。メニューも豊富で評判も良いようです。そして、その食材に注目です!材そのものには問題がなくても、パッケージ上の問題があったり、売り切れない食材を扱う等流通できない余剰食材を使っています。余剰食品を人用に扱うのは初めての試みでコンビニ(ローソン)から1日30~40Kの食材の提供を受けているそうです。横浜市が推進する「横浜型もったいない運動」の取組みのひとつです。
配達弁当は、一般の人にお弁当を購入してもらい、利益の一部をホームレスの人の食事資金に充当するという再配分という考え方で提供しています。
さなぎの家は、誰でも自由に出入りできる憩いの場で365日オープンしています。そしてカウンターの中で彼らを見つめる事務局長の桜井さんがいらっしゃいました。ここは日中安心して過ごせる場所が欲しいという当事者の要望でつくられた「安心な場」です。寿地区住民以外の人たち「ソトブキ」もやってくるそうです。自分を取り戻すための土台作りにもなるのでしょう。

西東京市でも2010年1月現在で生活保護世帯は1931世帯。08年から524世帯も増加しています。
貧困世帯へは丁寧なサポート体制と予防的対策、貧困の連鎖への対策の必要ですが、ケースワーカー一人当たりの対応人数は基準の8人を大きく超え、20人以上を対応しているのが実態で、しかもボーダーの方への対策は不十分さを否めません。
さなぎ達の活動を知り、貧困の状況にある人たちへのメンタルサポートなどについて深く考えさせられた見学でした。

(以下はさなぎ食堂の入口の黒板に書かれたメッセージ)
あちらの良いもの こちらの良いもの  純粋な好奇心 繋げて  こちらの悪いこと あちらの悪いことこと  見下すことなく 見つめてしもう  僕らはいつだって 手触りなく容赦なき判断をしてしまう  裏切った 裏切られた 謙虚さ無くした態度  過程にいろんな思いが詰まっているにも関わらず  白黒はっきりさせたがる  とどのつまりは結果主義   たから毎日不安だらけ  青ざめた胸のうち  人となりを見てないのは 自意識過剰 お互いさま  適当な愛みたいな錯覚に つい流されて  たかが寂しいクセに じぶんは優しいだなんて大見栄張らないで  ぶつかり合いを嫌わず 身の丈を見せあおう!  作り事は要らない 抱きかかえた それを吐き出してしまえ  淀んだもの 素直に謝って  ・・・ひとりじゃない 息を合わせて  たとえ誰も居なくても 心より澄んだ感謝を 「ARIGART0」

男女平等参画社会の実現にむけて

3月議会報告 一般質問 その1 

3月2日、10:50〜 一般質問
3月2日、10:50〜 一般質問
議会の一般質問で取り上げたことの報告をします。
2010年第1回定例議会での質問のテーマは「地域の資源や人とのネットワークの充実」です。金融・経済危機による景気の低迷は、これまでになく厳しい影響を市民生活に与える状況がある今だからこそ、行政の役割として困難な状況にある人に寄り添ったサポート体制の強化が必要と考えます。そしてまた、個々人の生活スタイルも状況も多様化し、市民ニーズも多様化する流れの中で適切な対応が求められます。歳入に期待がもてない現実があるなかでは、それぞれが其々のできることを自分の役割として行うべきことを明確にしながら行政だけでなく、地域の市民や市民活動団体と協働で進めることによって、自発的でかつ細やかな事業展開も期待できます。自治の時代、分権の時代だからこそ、協働の理解や充実をはかること、地域の資源や人とのネットワークが、生活の安心にさらに必要と考えての質問をしました。(その大前提は、お互いを思いやる心があること。)
1.男女平等参画社会の実現に向けて
男女平等参画社会の実現は、ひとりひとりが幸せな社会実現に他なりません。今日のような社会経済情勢の悪化により、ワークライフバランスつまり仕事と生活のバランスがとりにくい社会状況になり、そのひづみは女性だけでなく、男性側にも過労死や男性介護者の問題などの形で影響が出ています。市民や事業主にむけて積極的に働きかけをしていく立場にある行政が、どのように全庁的に取り組まれているのか現状について質問しました。

①男性市職員の育児休業や介護休業の取得状況とその啓発についての状況
→2008年度は、女性職員の取得率100%、男性職員は1人、5.9%。介護休暇の取得は4人。2009年には、ワークライフバランス研修を新規採用職員、若手男性職員及び子育て中の男性職員を対象として実施してきた。所属長、管理担当者向けの利用手引書の作成・配布、職員向けのハンドブック作成発行等を行ってきた。今後も職員のワークライフバランスに関する取り組みを促進してまいりたい。
昨年4月から「西東京市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例」が一部改正され、実質的に介護休暇の期間が延びました。7対3で介護を女性が担っている現実がありますが、介護に直面する職員も確実に増えてきます。男性職員も介護のための休暇を取りやすい仕組みづくり、環境が必要です。
ワークライフバランスは、仕事と家庭生活の2者択一ではなくワークの土台がライフで、相乗効果となるものです。男性職員が取組むか否か、現場での権限のある管理職が選択するか否かということが大きいとも言われる。自分のこととして考えられるよう意識啓発を続けるべきです。

②審議会・委員会等政策・方針決定の場への女性の参画の現状と配慮について
→市民参加条例第11条の規定により、男女の比率や他の付属機関等との重複等を考慮しながら、幅広い人材を登用するように努めている。女性登用率の目標は40%(第2次男女平等等推進計画による)、2009年12月時点で、女性登用率は約33%。(市民委員における女性登用率は60%、東京都平均は30.2%、)一律に割合を規定することは困難と思う。しかし、最大限考慮するようにつとめる。

③健康支援については、乳がん、子宮がんの検診について無料受診ができるようになり評価は高いものの、先進国において日本の受診率は大変低く受診率を上げるための強化が一層必要とこれは意見のみ発言しました。

男女平等の理念と施策を後退させることなく前進するためには、「男女平等推進条例の制定」を着実にすすめるよう提案していきます!(23区では11区、多摩26市では10市が条例を制定済み)

ワークライフバランスはお薦め!

経営戦略としてのワークライフバランス

愛すべき西東京!って言ってくださった渥美さん!有難い。
愛すべき西東京!って言ってくださった渥美さん!有難い。
先月、東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長の渥美由喜さんのワークライフバランスの講演を聞きました。渥美さんは、1年半前、育児休業をとり、復帰後も保育所の送迎をされています。また15年前から「愛すべき西東京」とおっしゃる市内の公園で、「子ども会」のボランティア活動をライフワークに地域で活動もされています。
ワークライフバランス(WLB)の苦労もメリットも体験され、「男性こそ育児休業を!」とも提案されています、、ワークとライフの2者択一でなく、ワークの土台がライフで、そのバランスで相乗効果があり、地域への調和をももたらすという話でした。そのWLBの3要素は、①実務面だは業務をオープンにして  ②意識面ではお互いさま ③相手の時間への敬意をもつ。そしてWLBに取組むと、自分の時間が大切になるのみならず、相手の時間も意識し、職場に思いやりが広がり、地域へと全体化され住民意識もかわり、変化する可能性もあるということです。
しかしながら、景気低迷下にあり企業はかなり厳しい現状。だからこそ、目の前の問題の根本にある課題を明確にし、それに応じた対応策をとるべきですが、現実は、悪循環。
WLBには 即効性は低いかもしれないが、①いい人をひきつける、②頑張る気持になる ③効率的な組織になる。という効果もあり、やればやるほど効果的ということも実例で紹介がありました。経営トップのコミットメントも大事なポイント。(介護ホラーや熟年離婚ホラーは自分自身のこととして気付く事が出来て有効のようです。)
では、いかにしてWLBの視点に気づいていくのか・・・どう自治体施策へ反映していくのか・・・
西東京市第2次男女平等参画推進計画には「“働く場”で実践する男女平等」の領域のところの取り組みの方向性に「ワークライフバランスの実現」とありました。具体的な施策の点検をしていきます!
WLBは、豊かに暮らし続けるためにはとても大事なことだと考えます、WLBお薦めです!。