生活の場から経済を考える〜足元の地域から、まちづくりへの挑戦〜

私は1月20日で議員の任期を終えました。議員としての活動は、生活者ネットワークのルールに沿って後任の新人・石田ひろこさんによって継続性が担保されます。私は議員任期中に経験したことを活かし、地域でのより具体的な活動をすすめていきます。

1月15日に参加したNPOエコメッセの主催する講演会、講師は地域学、農業経済学が専門の京都大学教授・岡田知弘さんでした。「環境まちづくりNPOエコメッセ」には地域経済の視点で可能性があり、4年間での議員経験のなかで広がったネットワークや情報には活かせることが沢山あると実感でき、私にはタイムリーな内容でした。

岡田氏の講演は、秒単位で世界経済の情報が発信されるが地域経済の実際の状況は発信されていない、ではどうやって地域経済をつかみ、どのような自治体のあり方が必要なのか?という投げかけから始まりました。
歴史的にも振り返り、データや図によって多様な視点から今の経済状況を説明して下さいました。
経済のグローバル化のなかで人間の生活の領域と資本の経済活動の領域がかい離し、矛盾を深めています。地域経済は衰退し、災害の続発、地球環境問題、食料・エネルギーの大半が海外依存、コミュニティ機能の弱体化、様々な難民化など危機的状況が問題になっています。地域が活性化し豊かになることは、住民ひとり一人の生活が維持され向上していくということ・・・。では、どのようにまちづくりをすすめるのか。「ココ学」が基礎となっているという湯布院の事例紹介、そしてグローバル競争に左右されない個性あふれる地域産業と地域社会の再構築の必要性からTPPにまで話しは及びました。質疑も幅広い内容でありましたが、「まちづくりは楽しいもの!」と共感できましたし、生活のベースとなる地域でこころ豊かな暮らしをしたい、ととても思えました。

環境まちづくりNPOエコメッセは都内に12店舗あり、西東京には「水緑木地田無店が2007年9月から地域で活動しています。私も立ち上げ時から関わり、2009年度からは理事を務めています。
店には、多様なひとが訪れ、様々な会話をしていきます。地域での生活や課題も見え、リユース・リサイクル事業や環境活動を通して役割も広がり地域に根付き始めています。

岡田氏の講演から、これからの活動を豊かに広げられそうな可能性が見え、挑戦できる気持ちでワクワクしてしまいました!
地域のひとたちと繋がりながら、ささやかですが地域経済効果にもなる活動ができるエコメッセにも関わっていかなければ・・・私の新たなささやかな挑戦です!

「公共施設雨水利用検討会」が設置された!

「雨水を活用したまちづくり」を提案し続けた成果です。

けやき小学校のポンプ。雨水を使っていますと表示されていましたが・・・
けやき小学校のポンプ。雨水を使っていますと表示されていましたが・・・
 9月6〜9日、4日間の一般質問で、一番うれしかったことは、「公共施設雨水利用検討会を設けた」という答弁を聞いた時でした。
思わず、大友さんと顔を見合わせてガッツポーズ&満面の笑み。(少し大袈裟ですが)
これは、他の議員の一般質問の答弁でのことでしたが、6月の私の一般質問「雨水を活用したまちづくりについて」の時、関係部署と連携していくことを検討するという答弁は既にありました。これまでの質疑等が下水道課と環境保全課のパイプを繋げるきっかけとなり、やっと「位置付け」ができた。という報告をしていただけたわけです。
最初の一歩ですが、個別具体的な対応を求めるばかりではなく、全体化を目指した仕組みを提案することで、公平な行政サービスや一般化をすすめられるのです。これが、私たち生活者ネットの提案のやり方です。 

 現在市内の公共施設で雨水をトイレなどの中水として使用できる施設は15施設(明保中学校、青嵐中学校、碧山小学校、けやき小学校、田無総合福祉センター、こもれびホール、武道場、防災・保健福祉総合センター、東伏見コミニティセンター、きらっと、住吉会館、エコプラザ、下保谷児童館・福祉会館、ひばりヶ丘団地児童館・保育園、(仮)障害者福祉総合センター)です。「レインバンク」が設置されているのはエコプラザ。そして建替えるすみよし保育園保育には設置検討中です。

今後は、この検討会の動きを適宜明らかにしつつ、雨水利用を広げる提案を続けていけます。

先日のNHKでも首都圏水没として集中豪雨が取り上げられ、多様な溢水対策を言うようになりました。

 さて、先週降った雨のおかげで空っぽだった我が家のれいんバンクにも雨水が満タンになっていました。雨水に感謝し打ち水をしました。

2010年第3回 柳泉園議会報告

柳泉園組合入口には、クリーンポート1号炉〜3号の排ガス状況を表示板で公表しています。
柳泉園組合入口には、クリーンポート1号炉〜3号の排ガス状況を表示板で公表しています。
25日、第3回柳泉園組合議会が開催されました。
今回は5〜7月の行政報告と、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の改正に伴う条例改正の提案2件と2010年度一般会計補正予算の提案が主な協議内容でした。
私が質疑した内容も含め主な議論等を報告します。
・口頭で、アルミ缶の回収等を請け負っていたエル企画についての情報提供がありました。エル企画に対しては、売り払い代金未納による債権の支払いを求めるために訴えの喚起を昨年の同時期の定例会で議決しています。その後も代表と会えない厳しい状況が報告されていました。しかし代表が逮捕され、交代、そしてまた交代する予定という旨を昨日柳泉園に来られて本人から報告をうけたとも質疑で明らかにされました。弁護士も係りながらにしても、見通しは厳しいと受け止められます。頭金約957万円。遅延金は加算され続け回収の可能性は実に厳しいと考えられます。
・工事請負契約では250万円以上の契約が5件。し尿処理施設定期点検整備補修は、指名競争入札です。5社の入札で4社辞退。昨年度も同様の結果で2年連続同じ会社が請け負っています。対象の会社自体が少なくなっていること、会社内での技術者の確保が困難というのが辞退の理由。この理由も昨年と同様です。入札方法とは別の問題が大きく影響していると考えます。し尿処理についても広く情報も集め調査検討が必要と考えます。
・「柳泉園組合職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」と「柳泉園組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」は、構成3市が6月の定例会で条例改正を行っているため、2つの条例は専決処分済みでした。現状についての質問に、昨年は育児休暇を取得した職員1人。介護休暇については無しとの答弁でした。上司の理解等も必要なので、周知と理解を深めるよう意見は述べました。
・先月、23区の焼却施設で水銀による被害が発生していることについても確認しました。
23区内では、足立工場の1炉のほか、板橋で1炉、光が丘(練馬区)で2炉、千歳(世田谷区)で1炉と、ほぼ1週間おきに相次いで水銀が検出され、焼却炉が停止しました。復旧にも時間がかる上、修理費は約2億8000万円!という報道、被害は深刻です。では、柳泉園では・・・?
連続測定器で水銀値は測定されているが、過去3年間ゼロ以上の数値は出ていない。各自治体に分別の徹底を呼び掛けたとのことでした。被害が出てからでは遅い。それなりの徹底への自治体ごとの対策が必要ということ。
また、同僚議員から、他の衛生組合で有害ごみの焼却実験が要綱により実施されたとの情報提供がありました。柳泉園は、日出町二ツ塚廃棄物広域処分場に係る公害防止協定書」を締結しており、それに基づく限り有害物の焼却はあり得ないこととの説明でした。このことについては、他の衛生組合のこととは言え、その要綱や協定書などを議会として共有することになりました。

本日の議会では 改めて、巨大な焼却施設や処理施設を安全かつ継続的に運転しつづけることの厳しい現状を認識させられた内容でした。

トランジション都留の「かとうさんちのくらし」

トランジション・タウン都留を訪ねて その2

主食のお米を自分たちでつくる加藤さんの田んぼ、手前がカルガモ小屋。
主食のお米を自分たちでつくる加藤さんの田んぼ、手前がカルガモ小屋。
「トランジション」とは、「移行」を意味し、地球温暖化やピークオイル問題に対して化石燃料に依存しない地域づくりを目指す考え方です。
都留市はアクアバレー行動を打ち出し、小水力発電所や県産材を使ったエコハウスを建設しています。そして、「トランジション都留」は、行政や地域と手を組みながら、地域まるごとトランジションタウンになることを目指しているグループです。
ツアー後半は、エコハウスの2階で、「トランジション都留」「都留環境フォーラム」のメンバーの加藤さんから話を聞き、その後、実際に加藤さんの田んぼや暮らしを見せていただきました。
まず見せて頂いた加藤さんの車は、廃油を使って走るエコカー。ご自身の改造で、廃油は地域で揚げ油の廃油を頂いているそうです。田んぼに行くとカルガモが4,5羽気持ち良さそうに稲の間をすいすい。ご自宅は手作りのエコハウス。鶏小屋の戸を開けると、鶏が出ていき地面をつつきながら自由に動きまわります。大人数の私たちには全くおかまいなしの鶏に驚きましたが、鶏も安心して暮らしていることが伺えます。ここで3人のお子様と家族5人で暮らされています。
「今一番良いと思う選択をした」という加藤さん。心(地域に貢献する気持、地球・宇宙・何世代後の暮らしを感じる感性)、知恵(地域に根付く暮らしの知恵、パーマーカルチャーや自給自足の知恵)と実践(農的&持続可能な暮らしの実践、とにかくやってみようというフットワークの軽さ)をKey Wordに、都留できちんとしっかり係り、地域からの信頼も得ながらの暮らしを垣間見せていただきました。
流れる汗をふきふき話す加藤さんは本当に明るい!鶏も愛犬もゆったりと安心してここで共に暮らしていることが良く良く伝ります。もちろん相当の力を注がれていることには違いありません。加藤さんに一家の暮らしには、生活に底地があるようで、とても刺激的で魅力的でした。
暮らしの豊かさとは、生活することとは、大切にしていくべきことは・・・?と、思い考えさせられたツアーでした。

加藤さんの暮らし

都留市の小水力発電所とエコハウス

トランジション・タウン都留を訪ねて その1

7月19日、BDFバスで行くエコツアー「トランジション・タウン都留を訪ねて」に参加しました。
山梨県都留市は山に囲まれた町。2003年、都留市が設置した小水力発電所「元気くん1号」は、市役所敷地駐車場と隣の谷村第一小学校の間を流れる家中川(かちゅうがわ)にありました。水車の近くにいくと水の音と同時に涼しい風。市役所の消費電力の15%が賄われているそうです。次に5月に稼働をはじめた2号機を見学しました。その後、ミュージアム都留で歴史を知るビデオを見、市の職員のかたから説明も聞きました。江戸時代から今に繋がっている歴史の流れを学びました。水利権の問題、発電機の音、市役所への送電に対する電力会社の許可など課題を乗り越えての設置であったことも知りました。ちなみに1号機建設費4300万円のうち国からの補助は約30%、残りは市民公募歳と市の一般財源です。2013年、3号機を設置計画予定だそうです。脱化石燃料をめざす地域づくり!地域の資源を使って発電し、地域で使う。エネルギーの地産地消です。
次に見学したエコハウスは環境省の補助事業として建設されたモデルハウスです。2階建床面積58坪、建設費6200万円。太陽光発電、太陽熱を利用するOMソーラー、薪ストーブ、ダイレクトゲイン、雨水利用、みどりのカーテン、など様々なエコアイテムが盛り込まれています。見学した日も酷暑、山も近く自然豊かな恵まれた環境とは言えさすがにとてもとても暑い日でしたがクーラーを使っていませんでした!。太陽光発電を活用しているにしても、オール電化は電磁波の危険性は避けられず気になりました。そっくり真似はできないにしても、我が自治体でも、取り入れ可能なアイテムを選択できるような情報提供は必要だと思いました。

IHI跡地開発B敷地計画変更の情報提供を早急に!

6月議会報告〜一般質問その5 IHI跡地開発について

6月議会でもIHI跡地開発についての質問は他の議員からもあり、私の質問は最終日最後だったため重なる質疑は省いた質問とした。B敷地の開発先は、当初(株)ゼクスで、高齢者マンションが建設予定だった。しかし2009年2月に特定目的会社国際学生交流研究センターにじょうとされるという届け出が提出され、契約締結予定の5月25日を過ぎても報告がないままでした。12月に別のところに譲渡先が変更との届け出が行われ4月末にようやくキャノンマーケティングジャパン(株)への譲渡契約締結が届け出されています。しかし開発敷地にある標識の内容は未だに「高齢者マンション」のままです。
このB敷地の計画変更の内容の訂正をもとめた。
そして、周辺道路の安全性についても近隣住民からの要望もあり、質疑では周辺道路の安全性確保のことを指摘した。
答弁 →周知看板の内容訂正は事業者に早急に伝える。
IHI跡地開発に伴い新設・改良道路は、開発の中で開発事業者が交通量調査を行い、将来の交通量を予測した上で安全対策が検討され、警視庁の指摘を踏まえて築造されている。開発地周辺の道路整備についても、交通量の増加を想定した安全対策を実施する予定。通学路の安全対策については、昨年11月の市内中学校の通学路の一斉点検の際には改善要望は出されてない。今後PTAの定期的な安全点検の際に対策の要望がだされた場合には現地確認を行い、警察と連携をとりながら適宜対応をしていく。
 
  
IHI跡地は、地区計画で「歩行空間の充実を図る」という方針のもと開発がすすめられています。
戸建住宅の入居もすすみ、スーパーを利用する新たな人の流れがあります。周辺道路も含み開発エリア周辺の子どもたちの通学路・通園路の安全確保の充実にむけて道路の安全対策はその都度対応されているとのことでしたので、今後も警察と連携のうえで通学路通園路の安全確保に努めるよう意見を述べました。・・・IHI開発に限らずのことですが。
市内で起こった学童からの帰宅途中の小学1年生の死亡事故のこともあり、ネット事務所へ道路交通への意見も多くなり危機意識が高まっていることを実感します。
先日、IHI周辺で新設道路をわざわざ車いすを車道を押して通っている方に出会った。段差が大変なため最初から車道を通る!と厳しい声で話されました。道路のユニバーサルデザインを施した対応がされています。先の質疑で障害者福祉総合センター周辺でさえも実際に車いすを使って道路の安全性点検は行ったことはないそうで福祉部長は近々体験をしてみると答弁されました。

西東京市がすすめる「人にやさしいまちづくり」とは?弱い立場の人に寄り添ったまちづくりを推進するには、現場を、現場の実態を知り共有、共感することから始まるのではないでしょうか。

雨水(あまみず)は天水!貴重な水資源を大切にした活用と啓発を。

6月議会報告 一般質問その4 雨水(あまみず)を活用したまちづくりについて

雨は気候や風土、地域の特性はあるものの、誰にでも等しく手に入れることができる貴重な水資源です。雨水を大切にし有効に雨水を利用することが溢水対策へも繋がると考えての質問です。
1、市内の公共施設で雨水が中水としてトイレなどの水に使われていますが、どれくらいの水の節約になっているか
2、公共施設で使われている雨水を周知させ、アピールを積極的に行えないか。
3、市報やHPあるいはエコプラザを活用して、雨水利用に関する情報提供を市民に行えないか
答弁→西東京市環境基本計画の基本方針に位置づけられ、水循環の確保が体系化されている。現在、学校やすく市施設及び児童施設などにおいて雨水貯留槽を設け、トイレの洗浄水や校庭散水、ビオトープ等で雨水利用を進めている。エコアクション21の西東京市環境配慮行動指針では、省資源、リサイクル推進に水道使用量の削減が掲げられており、雨水利用は一助として考えている。公共施設の雨水貯留利用をすすめるための検討、市民への普及啓発につていも関係部署と連携を図り検討をしていく。

都市型洪水対策について質問。
西東京市に50か所の溢水地域が確認されています。総合計画に基づき浸透施設や貯留施設そして雨水幹線の整備が計画的に進められている。しかしゲリラ豪雨のような時間雨量50ミリ以上の雨量への対応できるようになっていません。身近なところに、小さなダムとなる雨水貯留槽を沢山作り、雨水の流出を押さえ下水道の負荷を軽減していくことで都市型洪水に対応するという発想も同時にすすめることが必用と考えます。すでに雨水浸透升への助成は行われていますが、加えて雨水貯留槽の設置を推奨するような検討はできないのか?
答弁→雨水利用には治水、利水及び防災の面において効果があると認識している。公共施設の建て替え等では取組んでいる。自助・公助・共助が連携しながら豪雨対策を促進させる仕組みを検討したい。

西東京市の公共施設では雨水をトイレの中水として15施設が使用しています。総水量約2650t!墨田区での試算をもとに予測すると、必要な45%のトイレの水を雨水でまかなうことが可能です。けやき小学校ではビオトープの水や、中庭のくみ上げ式ポンプから出る水は雨水です!でも、意外と知られていません。知らせることを検討するとのことでした。
雨水は・・・
○まちに小さなダムを作ります。(水資源の自立をはかれます)
○都市の洪水防止につながります(雨水が一挙に下水道に流れるのを防ぎます)
○災害からまちを守ります(溜めた雨水は消火や災害遺時の生活用水に利用できます)

貴重な水資源として雨水を地下に浸透させること、溜めて活用することは進めるるべきことと考えます!

ちなみに墨田区では敷地面積が500平方メートル以上の事業においては、雨水の積極的な活用に努めるものと区の指導要綱で定められています。西東京市でも雨水利用を進めるべきルール作りも必要だと考えます。

レモン石けんから純石けんに変わる!?

市長との石けんヒヤリング

市長応接室で、石けんヒヤリングに参加した生協の方たちと生活者ネットワークメンバー
市長応接室で、石けんヒヤリングに参加した生協の方たちと生活者ネットワークメンバー
7月はしゃぼん玉月間(協同組合石けん運動連絡会)。市長からは、今年も石けんメッセージを頂いています。今日は市内で生協活動をされている市民の方たちと市長と石けんについてのヒヤリングを実施しました。
西東京市内の公共施設での石けん使用についてなどは、生活者ネットの請求により、3月の予算委員会資料として「公共施設、学校・社会教育施設の石けん・合成洗剤使用状況」が報告されています。
パルの組合員のかたは今年度された学校給食についてのご自身たちの調査活動から、学校給食の食器洗浄について質問をされました。小学校19校中2校が石けんを使っていないという調査報告。生活者ネットの大友市議が6月の一般質問でも取り上げた内容ですが、今後中学校給食が始まる前に石けんでの洗浄を徹底すべきと考えますので、改めて管轄する教育委員会への詳細確認が必要です。
多摩きた生活クラブまち委員の方からは、施設等で使われている「石けん」の詳しい成分についての質問等がありました。行政は現場への聞き取りで石けんの使用調査をしているとのことでしたが、「石けん」と「合成洗剤」の違いがわかりにくく、解釈が其々の担当者によって違うこともあり得ることがわかりました。田無庁舎は石けんを使っていることになっていますが、実態は「レモン石けん」で、石けんではないことが明らかになりました。「早急に石けんに変えましょう!」と市長は言ってくださいました。その言葉に参加者は思わず拍手!
 また、保育園関係の施設では、手洗い用も食器洗い用も6、7割が合成洗剤使用、児童館・学童クラブ関係においては手洗い用も食器洗い用も9割以上の施設が石けんが使われていないことについては、改善を働きかけるよう市長は言って下さいました。そして、西東京市発行の「西東京市の環境」(市内の小学生4~6年生向け冊子)にも石けんについての記載がないことを市長みずから指摘。
水を汚さない暮らしの提案が弱いことが改めて確認されました。
議会での石けんについての質問と同時に、市民みずからが調査し、確認すること、継続的に石けん使用を提案し続けること・・地道な活動の大切さも実感しました。

以下は坂口市長からのメッセージ

シャボン玉月間に寄せて
 シャボン玉月間を迎え、貴会の水環境に対するこれまでの取組に対して敬意を表します。
 西東京市は東京23区に隣接する生活都市です。市内には、畑地、屋敷林など武蔵野の景観が残る一方、19万5千人もの市民が暮らしています。地球規模の環境問題が取り上げられる今日、環境共生のまちを目指すには、市民一人ひとりが日常生活での環境負荷を考え、ライフスタイルを見直すことが必要です。そうした環境意識を高めるためのシンボリックな活動として、せっけん運動が益々発展していくことを祈念します。
 本市としても、生分解性の高い製品の購入など、貴会の運動の趣旨に見合った取組に、可能な限り努めてまいります。

石神井川沿いを歩く

小金井公園に沿う石神井川沿いは緑が多く、気持ちもいい
小金井公園に沿う石神井川沿いは緑が多く、気持ちもいい
梅雨の晴れ間となった、7月8日、石神井川の源流から西東京市内の川沿いを歩いてみようという会に参加しました。小金井カントリー内源流から東伏見の溜淵橋まで、午前8時から観察を始め約4時間の行程でした。
私たちは、毎年6月野第一日曜日に「身近な川の一斉調査」に参加し、石神井川の水を採取していますが、今回のようにじっくりと丁寧に市内の石神井川の様子を端から端まで歩いたのは私は初めてです。
数日前の大雨のせいもあり、少しですが水の流れを目にする事が出来、水面にまぶしい太陽が映っていたり、流れる水を見ていると清涼感を感じます。下野谷橋付近では、脇から出ている湧水を見ることもできました。かもが来ているところもありました。しかし明らかに生活排水と思われる汚れた水がでているところもあり、近所にお住まいの方からは悪臭や蚊の発生の苦情も聞きました。川に落ちているごみも多く気になります。文化大橋のところでは、10年に1度の調査のために地下の水道管から水道水を石神井川に大量に流しているところに出くわしました。ここは毎年の調査でも水はありながらも大変汚く臭う場所です。
いつもと同じメンバーではない市民の方たちと川沿いを歩くことで、いつもの定点調査ではわからない気付きが有り 違う視点で川の魅力も教わることができました。
弥生橋では護岸工事が終わり、「清流にしよう!」とMeCにより清掃活動が続けられています。
水が流れ、親しめる川が身近にあり生き物の生息する川へと市民がかかわりながら活きた川、活きる川を!

墨田から西東京へ,広げたい!雨水利用の輪

墨田区ウオッチング報告

4月にお聞きした村瀬さんの講演をきっかけに、西東京でも積極的に雨水利用を進めたい!という私の思いは強まりました。同じように共感した生活者ネットワークの仲間と2日間かけて墨田区を見学しました!
墨田区では25年前から雨を活かす取組みを行っています。国技館での雨水利用を取り入れをきっかけに、区施設への雨水利用、そして民間のビルにまで広げ、町には自由に使える路地尊が点在しています。そして今注目のスカイツリーは、東京屈指のスカイウオーターハーべスティングシステムが導入され、周辺ビル群の屋根の雨水2635トンを貯留し、トイレや屋上緑化、夏場のソーラーセルの冷却や内水に活用される計画だそうです。雨水ネットワーク会議は墨田区が開催地としてこれまで2度開催され、雨水博士村瀬さんは国際協力・支援にまでその活動を広げていらっしゃいます。
廃校になった小学校を活用した「すみだ環境ふれあい館」も見学しました。「雨水市民の会」が運営し、天水尊(小規模タンク)やパッコンの展示、雨水を利用した生活モデル、浸透升の展示、雨水関連の本が並んだ図書室、環境関連企業のPR、触って楽しめる雨乞いのレインスティック・・・など身近な雨から広がる世界を堪能できる資料館です。百聞は一見にしかずお薦めです。水琴窟の音は未だに心にしみこんでいます。
街に出て、実際に天水樽も見て回りました。花壇がまわりにあり水やりも自由にできるようになっているところ、大きな木の周りが腰掛けられるようになっている傍にあるところ、商店街の中のフリースペースのようなところにあったり様々です。
墨田区環境課の職員さんからは助成金、条例等仕組みについての説明を聞き、区役所地下や屋上を見学させていただきました。区役所でももちろん雨水利用がされており、制御室で全体の雨水量や水質も把握できるようにもなっています。地下の貯留槽から実際に雨水をくみ上げてその透き通ったきれいな水を見せていただきました。その水はにおいも全くありませんでした。
最後に村瀬さんの天水研究所に行き、熱い思いをたっぷり聞きました。
村瀬さんの思いはとどまることなく広がっていきます。もちろん私のこころにも響き、どんなことができるのかとわくわくしてしまいました。

さぁ、私はまず溜めてしまっていた我が家のレインバンクの水を感謝して使おう!次の議会質問であまみずを取り上げよう!そうそう水緑木地田無店でももっとレインバンクやパッコンをアピールするよう提案しなきゃ!  
あれもこれもやりたい思いは膨らむばかり。