バリアチェック隊がまちを行く!

西武柳沢駅周辺バリア調査

11月4日の土曜日に、西武柳沢駅のバリアチェックを実施しました。
調査には、電動車椅子を使う障がいのある青年も参加してくれました。鉄道マニアだという彼から、教わることは多かったです。
ホームでの電車情報が9月から変わったこと。エレベーターの中が見えるようになっているのは、障がいのある人がエレベーターに閉じ込められたまま2時間誰も気づかなかった事故があったから。エレベーターの押しボタンは右側についていたほうが使いやすい。エレベーター横の消火器は車椅子操作の邪魔。トイレの開閉は赤外線感知で手をかざせば動くようになっている−でも障がいのある彼の手は、じっと同じ点をかざすことはできず、あけることはできない。また、付き添いの人がたまたま感知点に立ってしまっとき、トイレ使用の最中にドアがあいてしまった。…などいろいろな経験も話してくださいました。調査項目は、駅周辺から電車に乗って降りるところまでを想定した内容になっています。
今回気づいた点は次のようなこと点でした。
・ エレベーター内の鏡は、車椅子操作のためについているのですが、鏡の位置によっては見にくいものがありました
・ 自動券売機の下に車椅子が入るスペースがある点は調査項目で「○」なのですが、小柄な人には行き先などのボタンに手が届きにくい
・ 障がい者用のトイレは使用中表示がわかりにくい(使用中と気づかずにあけてしまうかも!?)
・ エレベーターのドアは、短い時間でしまってしまう(車椅子使用の人同士が乗り降りすればどちらかが閉まるドアに挟まれてしまう)

もし、今車椅子生活になったなら、おろおろしてしまい、何かにつけて時間がかかりそうです。とても一人で車椅子でまちに出る気になれません。
元気だと気にならない道のがたがたが身体に響きます。
車椅子のそばを、スピードをだして通り過ぎる人や自転車にはとっても恐怖感を感じます。
エレベーターの前のスペースも狭く、操作に時間がかかり余計あせってしまいそうです。

どのような障がいがあっても、自由にまちに出て行けるように、当事者の立場にたった環境整備が必要です。“ひとにやさしいまちづくり”−実現していきます。
生活者ネットワークでは、不定期に街中のバリアチェックを行ない、必要に応じて市や鉄道会社に改善要望を行なっています。

災害につよいまちをつくる

高齢者、子ども、障がい者、外国人の視点で

わたしは、西東京ボランティア市民活動センターの防災時のシステムづくり専門委員会の委員をしています。
減災(災害を減らすための活動について)を日常的に考えるために、今年度は、講演会の開催、防災の視点でのまち歩きなどをすすめています。
4月には、地域でのまち歩きのためのファシリテーター養成も兼ねた「まち歩きワークショップ」に参加し、防災時のまちをイメージしながら、まちを歩きました。
たずねたのは、防火水槽、備蓄倉庫、避難場所のほか、ガソリンスタンド、重機がそろっている自動車整備工場、子どもが避難中に遊べそうな幼稚園、水のあるプール、地域の案内板、病院、自販機、コンビニ、スーパー(災害時にはこれらの店舗は開店したまま、販売を行なうことになっているそうです)など。
驚いたことに、今回歩いた地域には、災害時に必要な公衆電話は1箇所だけ、公衆トイレは1箇所もなく、課題があることにも気づきました。
まちの防災・減災資源、危険箇所を確認し、ワークショップ参加者で、「災害マップ」を作成し、日頃から次のようなことに関心を向けていくことが必要だと、参加者で共有しあいました。
・ 災害に役立つ施設、災害弱者になりやすい人たちがいる場所(外国人のアパート、高齢者の集まるデイサービス、幼児施設など)を知る
・ 道路に面した塀が生垣かブロック塀か、電柱に載っているトランスの場所、路地・幹線道路の状況などを知る
・ 消火栓、防火水槽、消火器、自販機、公衆電話、掲示板、公衆トイレ、重機(倒れたものの撤去に必要)がどこにあるかを知る
・ いろんな立場の人と立場を共有しあい、いざという時にたすけあえる関係を築いておく。人のネットワークは、壊れることのないライフライン(まち歩きに参加した人どおしで連帯感を味わいました)
・ 災害時に自分たちのまちは自分たちで守る意識をもつ
このようなワークショップは、市民自らが、まちの弱点を発見し、災害に強いまちづくりをすすめていくためにも有効だと思います。
生活者ネットワークは、常にさまざまなテーマでまち歩きを実施しています。そして、「当事者に聞け」を合言葉に、調査し政策立案を行なっています。
その後、西東京ボランティア市民活動センターが呼びかけ、同様のワークショップが小学校区で3箇所実現しました。

「災害は防げないけれど、対策を講じ、被害を減らすことはできる」
これが、ワークショップに参加した私の実感です。
次年度、西東京市の防災計画が見直されます。
普段とは全く違う災害に対する計画は、いつもよりもなお一層、高齢者、子ども、障がいのある人への配慮を最優先に、わかりやすい防災計画を!
わたしは、ひとにやさしいまちづくりをすすめます!

(板垣洋子)

千人針

井戸端会議に誘われて、のこのこと行ってきました。
料理のことから、町医者の評判のこと、孫のこと・・・と話題は尽きず、昔の−千人針−のことに。
「千人針をしたわ〜!私の姉さんは寅年だったから年の数だけできて、ひっぱりだこだったのよ〜」っと、つい数年前の出来事のように、さらりとした会話。一瞬、私だけが違う空間にいるような錯覚になりました。
「戦争を知らないひとたちが、国を治めているんだからね〜」とも言われました。確かに、昨今の国政をになう政治家の発言には、戦争がもつ「現実」を直視せず、国民を追い立てるような危うさがあります。
「でも、あきらめず、子どもたちの将来のためにも、大事なことは守っていかなくては・・・」と言わずにはいられませんでした。

若い方への「千人針」個人的注釈*出征する兵士の弾除けにと、家族や恋人が千人の人に一人一針ずつ縫って結び目をつくってもらったもの。寅年生まれだけは自分の歳の数だけ縫うことができた。兵士はこれを身に着けて出征。お国のために死ぬよりか、生きて帰ってきてほしい−−−という庶民の、女の願い、ささやかな抵抗が表れている

映画「蟻の兵隊」を見て

8月になると、ひとことでは表現しきれない、様々な戦争の被害の事実がいろんな形でTVなどで放送されます。これまで口を閉ざしていたひとが、強い意思をもって真実を伝えてくれています。そのたびに、戦争を知らない私だけれど心が痛みます。生活者ネットが自主上映(10月14日こもれびホール)した映画「蟻の兵隊」で、日本軍山西省残留問題を初めて知りました。戦争という悲劇の計り知れない深さを、また思い知らされたような気持ちです。第二次世界大戦後も上官の命令で中国に残留し内戦を戦い、日本に帰国すると「逃亡兵」扱いで恩給を受けることもできなかった奥村さんが、晩年を迎えた今、真相解明のため中国にまで渡り調べる姿、軍司令官を訪ね証拠を探し求める姿…。真実を明らかにするため戦後保障を求めた裁判に、裁判所は門前払いの対応。上告を棄却し、弁論も開かれません。なんということでしょう!これが「美しい国 日本」の現実です。

私は、戦争がイヤです。憲法の改正が議論されようとしている今、北朝鮮の核実験が行われた今、日本はどこを向いて、国民のしあわせを守ろうとしているのでしょうか?「美しい国 日本」と唱えているひとは、どんなことを「美しい」と表現しているのでしょうか?戦争によって心も身体も傷つけられ、今必死に生きている戦争被害者を包み込むやさしさも持てないひとが描く「美しさ」には共感できません。
だれもが戦争はイヤだと本気で思えるよう、戦争の真実をしっかり伝えていかなければいけません。そして、私は、「憲法9条を内外に広める」活動をすすめていきます!

上映に先立ち、女優の高畑淳子さんといっしょに朗読をさせていただきました。
450人もの市民の方を前に、「『蟻の兵隊』をみてくださる方、本当にありがとうございます」と読みながら、熱い思いがこみ上げてきました。平和を心から願い、奥村さんの人生に共感できるひとたちとひとつになっている空気を感じたからです。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

(板垣洋子)

ご利用ください。ファミリー・サポート

西東京市のファミリー・サポート・センターをご存知ですか?
利用されたことがある方も多いと思いますが、私もサポート会員をしています。
月1回のサポート同士の連絡会は、情報交換の場になり、本当にやさしい親切なサポートさんが多いと実感できる場でもあります。

小さなお子さんをお持ちのお母さんに利用をお勧めしていますが、利用者の方からいろいろな意見もいただきます。今日は、兄弟を同時に預けたいのに、2人別々のサポートさんに預けなれればいけないという苦労を聞きました。1対1が基本で、特に災害などの緊急時には小さいお子さん2人を1人で対応することは危険でもあり、対応は難しいことなどを説明。でも、自宅ではなく公共の場で預かるという方法もあることをお知らせしました。

今年度から当日依頼もできるようになりました。課題を出し合い話し合うことで、改善は進んでいます。
ファミリーサポートがより使いやすいシステムになるように、地域にサポート会員が増えますように!
若い世代が増えている西東京を、サポートしあって、暮らしやすいまちにしていきたいですね。

楽しいランチタイムは地域の交流&介護予防の場

西東京市いきいきミニデイ事業

社会福祉協議会のふれあいのまちづくりの活動に参加して10年以上になります。
そこでの経験から、地域の人たちとの居場所づくりを「楽しく食べる」ことを通して行いたいと思うようになり、社協職員のアドバイスもいただきながら、月に1回「おうちサロンひなた」を開催(西東京市のいきいきミニデイ事業として実施)し、ともに昼食タイムを楽しんでいます。地域の高齢の方や、ボランティアの方で毎回18人前後の参加となります。
「おうちサロンひなた」という名前は、2回目の参加者全員で決めました。
季節にあったバランスの良いメニューを考え、料理を作ることも、スタッフにとっては料理教室のようで、学びの場になっています。世代もライフスタイルも違う人とともに会食する場は、いろんな話題が出て、盛り上がります。折り紙、塗り絵、筆などを用意したこともありますが、季節の料理を食べ、ゆったりとお茶を飲みながら、おやつもいただく。おしゃべりも盛り上がり、あっという間に時間は過ぎてしまっています。夏休みは子どもが食事の準備から配膳まで手伝ってくれました。

ささやかなことですが、楽しく、継続できる活動をしながら、地域のいろんな方が集い、ほっとできる場となればと願っています。地域の農家の方をお誘いして旬のお野菜を楽しんだり、ちょっとした予防的な体操を取り入れたり、歌をうたったり、のんびり楽しく過ごしながら介護予防にもつながる工夫が今後できればと思っています。

写真はある日のメニューです。

(板垣洋子)

西東京市行政評価制度説明会

西東京市行政評価制度説明会に参加しました。
PDCA(PLAN計画→DO実行→CHECK分析・評価→ACTHION改善・見直し)サイクルにもとづく継続的な見直し・改善を戦略性の高い行政運営を目指すという説明でした。
2006年度(平成18年度)に評価された約150の事業の評価内容については、7日からHPで、10日からは情報公開コーナーで閲覧できるようになっているそうです。ぜひ、多くの人が見てくださるといいなって思いました。
説明の中で「三位一体改革に大幅な財源不足」と何度も言われました。市の財政は苦しく、そのことが直接、私たち市民の日常生活に影響を及ぼします。何を優先順位にしていくかが問われているわけです。
政治にしっかりと目をむけていなければ、大変なことになっていきそう・・・・諦めないでがんばらねば。
(板垣洋子)

またまた大雨 市の対策は?

2006年9月11日の大雨の被害があったばかりですが、10月6日はまたしても、大雨!各地に被害をもたらしました。生活者ネットは、昨年の活動レポートで、市内各地の水被害が発生する地域の一覧を掲載し、みなさまにお知らせいたしました。アースデーでも、その報告を掲示し、大きな反響がありました。

地域周辺にお住まいの方には、市の雨水溢水対策事業の情報を提供していますので、生活者ネットまでお問い合わせください。

写真左:「防災」をテーマに行なったミニ集会(8月開催)の様子
写真右:昨年のアースディ西東京・2005 展示した防災マップを背に

親支援プログラムの実践から

完璧な親はいない

 私は、初めて母になったとき、たくさん戸惑いながら子育てをしました。
育児書も読み、検診では熱心に質問し、たくさんのアドバイスをうけ、一生懸命、必死に毎日を過ごしていました。
でも、安心するどころか不安は募る一方。長男が1歳3ヶ月のころ、急に歩かなくなりました。清瀬の小児病院でも検査し、異常は無いということでしたが、心配はぬぐえず、すべてが私の責任のように思え、落ち込む一方でした。おなかには次の子がおり、2人も育てられるのかとますます不安に。
「完璧な親なんていないよ、あなたはがんばっているじゃない・・」って言ってもらえたらどんなに気持ちが楽になったか・・・。 それから15年もたったころ、私は「カナダで生まれた親支援プログラムNobody’s Perfect −完璧な親はいない−」という親支援のプログラムに出会いました。そして、やっとあのころの私を認められるようになり、今の自分も認められるようになりました。
私は「Nobody’s Perfect」の言葉に魅せられ、親支援プログラムについての講習を受け、Nobody’s Perfect Japan認定ファシリテーターとなることができました。
その後、東村山、小平、そして西東京でこのプログラムを実践してきています。

この活動の中で、かっての私と同様に自分を責めたり、不安を感じながら子育てをしている多くの若いお母さんたちに出会いました。
子どもの時代から一度も赤ちゃんに接したことがないまま親になる人、周りからの支援を得られない人、周りに相談する人がいない人・・・本当に、子育ての環境や状況は厳しいことを実感します。
妊娠・出産から子育てまで、切れ目なく親支援をしていくことが重要であり、私は、そのような政策を実現していきたいと思っています。

(板垣洋子)

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