さとう悦子へのバトンタッチを果たし3議席を確保!

左から日向みさこ、平野ひろみ、さとう悦子:当選報告会にて

 19日告示、26日に投票が行われた小平市議会議員選挙において、小平・生活者ネットワークでは3人の候補者全員の当選を果たすことができました。今回の選挙、28名の定数に対して、立候補者34名の激戦となりましたが、新人のさとう悦子、3期目の日向みさ子、平野ひろみの3人全員が当選。これまでどおり3議席を獲得し市民の議席を守ることができ嬉しい限りです。
 選挙を通して、地域政党生活者ネットワークがすすめてきた自治分権、参加と協働による市民が主役のまちづくりを訴えてきました。原発再稼動への動きや安全保障の見直しなど国民の声を聞かずに政権与党だけで勝手に推し進める政治にNO!政治不信が広がる今こそ、生活を豊かにする道具としての政治をめざす生活者ネットが必要と自負しています。

一橋学園駅前で全員そろって最後の遊説

 今回の選挙では、小平・生活者ネットワークとして3度目のローテーションを実現させ、新人のさとう悦子を議会に送りだすことができました。さとう悦子の登場で、これまで生活者ネットワークの活動や選挙に関わることのなかった人たちに、活動の輪を広げることができました。3期12年のローテーションはこうした新たな層を生み出すことにつながるのだと改めて実感しています。
 選挙中は、運動グループの仲間たちや、さまざまな活動の方々が応援にかけつけてくれました。改めて多くの仲間に支えられていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

花小金井駅前での遊説後、さとう悦子と(4/12撮影)

 これから4年間、小平・生活者ネットワークが掲げた政策を実現するために日向みさ子、平野ひろみ、さとう悦子の3人の議員を中心に、しっかりと活動をすすめて参ります。どうぞ今後ともよろしくお願いします。 

当選結果は以下の通りです。
 日向みさ子   1,569票
 平野ひろみ   1,628票
 さとう悦子    1,811票

新人さとう悦子へのバトンタッチをめざして〜明日から市議会議員選挙が始まります

岩本ひろ子からさとう悦子へバトンタッチします

 いよいよ統一地方選挙後半戦が明日19日に告示になります。小平でも市議会議員選挙があり、投票日の26日まで7日間の選挙戦となります。
 生活者ネットワークは、議員は職業化、特権化せず3期12年で交代をするというローテーションのルールを設けています。今回の市議会議員選挙で、わたしは3期12年の任期を終え、新人のさとう悦子と交代をします。
 長崎県に生まれたさとう悦子は、幼少期から原爆や水俣病と向き合う機会が多く、原発や食の安全、環境問題に関心を寄せるようになりました。4年前の福島第一原発の事故後ば自らの体験もあり脱原発への思いを確信し、子どもたちに原発のない未来を手渡したしたい。そのために地域からエネルギーシフトをすすめたいとの思いを強くし、今回の市議選へのチャレンジを決めました。そして連日地域を歩き、生活者ネットワークの政策を訴えています。

3期目の日向みさ子、平野ひろみ、新人さとう悦子 3人でチャレンジ。

 生活者ネットワークは普通の市民が政治に参加することで、市民目線での政治の実現をめざしています。依然として政治と金の問題が後を絶たず政治への不信が広がっています。政治への信頼を取り戻すためにも、新人さとう悦子へのローテーションを成功させ、3期目に挑戦する日向みさ子、平野ひとみとともに、生活者ネットワークの3つの議席をしっかり守っていきます。明日からの選挙戦、小平生活者ネットワークの日向みさ子、平野ひろみび3人の候補予定者の発信にご注目ください。 

生活者ネットワークの政策2015⇒

任期最後の3月議会が終了しました

一般質問終了後、小平ネットの仲間から香りのよい素敵なプレゼントをいただきました

 日ごとに春の日差しが暖かく感じられるようになりました。中学校、小学校の卒業式も無事終わり、議会の方も24日に3月定例会が終了しました。今議会はわたしの12年の任期を締めくくる議会となることから、一般質問では不登校や外国籍、社会的擁護が必要な子どもへのサポートについて、障がいのある子どもたちも共に学ぶインクルーシブ教育をすすめること、子どもオンブスパーソンの設置、食の安全、石けん利用のこと―これまでこだわり提案しつづけてきたことをめいっぱい盛り込みました。また今年度から3月議会での実施に変わった代表質問もやらせていただき超高齢社会への対応、自治分権について質問しました。
 一般質問では質問当日に川崎の中学1年生殺害事件で同年代の3人の関与が報道されたことから質問の最後には今回の事件についても触れました。大人社会が変わらなければこういう事件はなくならない。子どもの権利ということを基本に据え、こどもが安心して子どもらしく生きられる社会をつくることの必要性と、市長部局と教育委員会が子どもたちの最善の利益を保障するための施策をすすめるよう求めました。今回の事件から少年法の改正の必要性を主張する人もいるようですが、子どもへの厳罰化をすすめるだけでは、本質的な解決にはならないと思います。

会派生活者ネットワークの控え室にて。(壁の刺繍は応援していただいている市民の方から)

  報道によると2012年度中に全国の児童相談所が対応した児童虐待相談件数は前 年度比6,888件増の6万6,807件となり、過去最高を更新したとのこと、また子どもの貧困による育ちへの影響や教育格差の広がりも大変深刻な問題です。こうした子どもが置かれている状況を改善することこそ早急にすすめるべきことだと思います。わたしの任期は終わりますが、4月の市議選でバトンタッチする新人さとう悦子と3期目の日向みさ子、平野ひろみに引き継ぎこれからも子どもの権利保障の実現にむけ生活者ネットワークとして取り組んでいきます。

 

 

一般質問の通告書はこちら
 ・子どもの権利を保障する取り組みを地域からすすめよう
 ・市内東部地域の大規模開発ラッシュへの対応について 

代表質問の通告書はこちら
 ・ 超高齢化社会の中で市民の暮らしの豊かさが実感できる小平に
 ・自治・分権を確かなものに 

小平のまちについて 話しましょう!

生活者ネットワークの議員と小平のまちのいろんなこと話しませんか?
お気軽にご参加ください。

2015年2月14日(土) 午後1時30分〜3時

小平市中央公民館 講座室 2 

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3月には
 活かそう!市民の力集会 もあります

 小平から未来を奏でる
   〜音楽と朗読の夕べ〜 

 日 時:2015年3月14日(土) 午後7時〜9時
 会 場:ルネこだいら レセプションホール
 参加費:500円 

 *詩の朗読と奏でる音楽で、これからの小平を思い描きましょう
 *4月に行われる自治体選挙に向けて、小平・生活者ネットワーク擁立の
   日向みさこ、平野ひろみ、さとう悦子の決意と3人への応援メッセージもあります。
 *ご参加お待ちしています。

新しい年に希望を寄せて

あけましておめでとうございます。
それぞれに希望と抱負を胸に新しい年を迎えていらっしゃることと思います。

  昨年を振り返ると、国では安倍政権の下、閣議決定による集団的自衛権の行使容認や原発の再稼動への動きがすすむなど、国民の声を無視した暴挙が続いた1年でした。先月行われた大儀なき衆議院選挙では、投票率は戦後最低を記録し、47%もの人が意思表示しない中で自民公明が3分の2を超える議席を獲得するという結果に終わりました。国の暴走にストップをかけることができなかったのはとても悔しく残念です。しかしながら、憲法改正や原発の再稼動などの問題に関しては多くの国民がNOの意思を持って声を挙げ行動を起こています。今回の選挙結果をもって、こうした問題まで信任されたわけではないことは明らかであり、国はこのことを肝に銘じ、重要な政治課題について国民的な議論を尽くすという姿勢で真摯な国政運営にあたるべきです。今後国の行方を左右する重要な局面が増えることが予想されることから、国の動きに注視し、ひとりひとりが情報を集め声をあげていくことがますます大事になります。
 昨年暮れに、参加した地球の未来をあきらめない〜音楽や歌を楽しみながら再生可能エネルギーや原発問題の今について学ぶ会では、考えることの大切さ、声を出しあうことの大切さを共有し、小さな声も集まれば大きな力となることを参加者とともに改めて確認する機会となり大いに元気をもらいました。わたしたちの望む未来をつくるため、決してあきらめずに2015年も生活者ネットワークの仲間や多くの市民のみなさんとともに活動をすすめて参ります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

議会が変わる!暮らしを変える! 市民と議会の意見交換会

今回は4つの委員会ごとに班に分かれ、議会の仕組みの説明と報告をした後、下記のテーマで意見交換を行います。ぜひご参加ください。

●11月14日(金) 19時〜21時
 東部市民センター
 都市基盤整備について(建設委員会)

●11月15日(土) 10時〜12時
 小川公民館ホール
 地域における高齢者の身守りについて(厚生委員会)

●11月15日(土) 14時〜16時
 大沼公民館ホール
 元気な小平をつくる!ー商・工・農業の活性化と観光プランについて
                         (生活文教委員会)

●11月16日(日) 14時〜16時
 小川西町公民館ホール
 公共施設のマネジメントについて(総務委員会)

対象:市民・小平市政に関心のある方
定員:各会場40人程度
     *当日会場へ(先着順)

 主催:小平市議会
 問い合わせ:小平市議会事務局
 Tel:042-346-9566 

議会をもっと身近に!市民グループ主催「議員との懇談会」に参加

 きょうは、市内で10年以上前から議会ウォッチングを続けている市民グループ「政治・知りたい・確かめ隊」主催の議員との懇談会が開催されました。今回は3つのテーマで3回行われ、14名の議員が参加しました。生活者ネットワークからは午前の部に日向みさ子が、午後は平野ひろみが、そしてわたしは夜18時半からの会に参加しました。
 今回設定されたテーマは下記のとおりで、一番参加者が多かったのは午後の部だったとのこと。午前の部では子育てや教育をとりあげるということで子育て中の方も参加しやすいよう保育も付ける配慮もされ、実際に利用された方もいたようです。 

午前の部―子育て・子育て支援、就労、教育

午後の部―医療・介護・福祉、防災、まちづくり

夜の部― 環境・ゴミ、道路、農業・商業、財政、議会

  18時半からの懇談会に参加した議員はわたしも含めて3人。市民の参加者は会のメンバーを含めると20人くらいだったと思います。まず最初にそれぞれの議員が自己紹介をした後、環境・ゴミ・道路、農業・商業、財政・議会の3つのテーブルに分かれ、一人ずつ議員が入り意見交換しました。わたしは環境・ゴミ・道路のテーブルを担当し、都市計画道路など市民生活に直結するまちづくりへの情報公開や市民参加の課題について、公共施設やごみの有料化問題、3市共同ごみ資源化施設のことなど次々と質問や意見が出されました。自治基本条例が浸透していないこと、市民参加の形骸化についても指摘があり、とても大事な課題と改めて認識したところです。
 これまでも市民のみなさんとの懇談の機会はありましたが、たいてい議員が前に並び、市民の方からの質問に答えるといった形式が多く、どうしても市民対議員という感じになりがちでしたが、今回のような工夫でお互いぐっと話がしやすくなるというのが良くわかりました。どんな質問が飛び出すのかと最初はすこし緊張しましたが、途中コーヒータイムも挟みざっくばらんな雰囲気であっという間の2時間でした。こうした経験の積み重ねによって議員も鍛えられるし、立場や意見が異なる市民同士が話ができたのも貴重な機会だったと思います。これからの時代、対話の場はますます大事になりますね。参加者からは、まだ話し足りなかった、定期的に企画して欲しいとの声があがったそうです。わたしも機会があれば是非また参加したいです。

 来年の4月には、4年に1度の市議会議員選挙が行われます。市民生活に直結することを決めているのが地方議会であり、足元の議会に関心を持ってもらいたいと思っていますが実際には、市民の関心は薄く投票率は国政、都政に比べて一番低いのが実態です。きょうの会のような議員と直に接する機会を広げることで少しでも市議会や議員の仕事を身近なものとして関心を持ってもらえればと思います。議会基本条例をつくった小平市議会でも11月14日、15日、16日の3日間で合計4回「議員と市民の意見交換会」を実施します。今回は4つの常任委員会ごとにそれぞれテーマを決めて開催します。議会も議場で傍聴者を待っているだけではなく、積極的に地域に出向き、市民のみなさんの声を聞こうと動き出しています。ご参加お待ちしています。

議会と市民の意見交換会の日程

建設委員会 :11月14日(金)19時〜21時 東部市民センター 
 *都市基盤整備について

厚生委員会 :11月15日(土)10時〜12時 小川公民館
 *地域における高齢者の見守りについて

生活文教委員会 :11月15日(土)14時〜16時 大沼公民館ホール
 *元気な小平をつくる!(商・工・農業の活性化と観光プランについて

総務委員会 :11月16日(日)14時〜16時 小川西町公民館ホール
 *  公共施設マネジメントについて

9月議会報告〜賛否が分かれた議案について

市役所7階の会派の控え室から見える景色(9/26撮影)

  9月定例議会が、一昨日の30日に終了しました。9月議会では、市長提出議案31件、議員提出議案3件、請願3件を議決しました。国への意見書の提出や子ども・子育て支援新制度に関わる議案については会派で賛否が分かれたものがいくつかありました。初日、最終日の採決で賛否が分かれ討論が行われたたものについてご報告します。 

初日に議決された
 ●議員提出議案49号エネルギー基本計画の見直しを求める意見書提出について」
 ●議員提出議案50号「特定秘密保護法の廃止を求める意見書提出について」
 ●請願17号「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に反対する政府への意見書の提出について」は、

 8月の閉会中の委員会での結論と同様、採決の結果意見書は否決、請願は不採択となりました。議案50号と請願17号は、挙手同数だったため議長裁決によるものです。
 生活者ネットワークは、いずれの意見書についても大事な内容であり、議会として国に対して声をあげるべきと意見書に賛成の立場から委員会審査に臨みましたが、いずれも叶わず非常に残念です。賛成理由を含めて生活者ネットワークの考え方は以下の討論で述べておりますのでご覧ください。

生活者ネットワークの討論
 議案第49号「エネルギー基本計画の見直しを求める意見書提出について」⇒ 
 議案第50「特定秘密保護法の廃止を求める意見書提出について」⇒
 請願17号「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に反対する政府への意見書の提出について」⇒ 

  また、最終日には、付託された厚生委員会で賛否が分かれた

  • 議案第36号「小平市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例」
  • 議案第38号「小平市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例」
    の2つの議案については生活者ネットワークを含めて賛成多数で可決されました。
     この議案は、いずれも来年度から本格スタートとなる子ども・子育て支援新制度に関わるものです。この制度そのものには、財源に課題があること、また保育事業や放課後事業などは地方自治体が主に担っており、地域で決めることが多い制度であるにもかかわらず、制度構築の決定が非常に遅く、議会も含め市での議論や準備の時間を充分考慮せずに進められていることは、国の地方軽視の姿勢であり、納得ができない部分も多くあります。
     しかしながら、自治体での条例制定によって地域での裁量も大きくなるという期待もあり、これまで以上に市として子育ての社会化をすすめるという立場で子どもの権利の視点にたった保育行政を実現していく一歩となることを期待して、予想される課題と改善を求めつつ生活者ネットワークとしては、条例に賛成をしました。なお、議案第35号 小平市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例については、全会一致で可決されました。

生活者ネットワークの討論
 議案第36号「小平市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例」⇒ 
 議案第38号「小平市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例」⇒

手話言語法の法制化を!

〜(仮称)手話言語法制定を求める意見書が可決されました

 9月議会初日に、「(仮称)手話言語法制定を求める意見書の提出について」の請願が全会一致で採択され、これを受けて国への意見書が提出される運びとなりました。
 この請願は、小平市聴覚障害者協会から出されたもので内容は、手話が日本語と対等な言語であることを広く国民に広め、あらゆる場面での手話による情報の提供などが行われ、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べるようにすること、手話を言語として普及、研究できるよう(仮称)手話言語法を早急に制定するよう国に意見書を提出してくださいというものです。
 ご承知のとおり、手話は聴覚障がい者の重要なコミュニケーションの手段です。ところが日本では、法的には言語として認められておらず、教育においても口の動きを読み取る口話法教育が中心で昭和初期からはろう学校での手話の使用が禁止されてきたという歴史があります。請願者の方の経験談によると、学校だけでなく、生活の場である寄宿舎でも友だち同士手話で話すことが禁じられていたので、先生がいないところで、こっそり手話を使っていたとのこと。耳の聞こえない人がどうすれば、スムーズにコミュニケーションをとれるのかという発想ではなく、あくまでも障がい者が健常者に合わせるという形での教育が続いてきたということなのでしょう。現在では、ろう学校に手話が導入されるようにはなりましたが、正式な教科としての「手話」の授業はなく、また手話を使って全ての授業が行われているわけではないそうです。
 口話法は、健常者が話す口の形やのどの振動からことばを覚えるというものでとても難しく習得するのに時間がかかるにも関わらず十分に伝わらず、授業がよく理解ができない、先生やろう児との自由なコミュニケーションが妨げられる、また社会に出たときに通用しない場合もあり、学力や社会性の発達にも重大な影響があると指摘されています。ろう児が手話をきちんと学び、自由にコミュニケーションがとれれば、先生の話す内容もよく理解でき、周囲との会話もスムーズになり、発達に大きく貢献するとの当事者のみなさんの主張はもっともなことです。

 2011年に成立した改正障害者基本法では、言語に手話が含まれることが明記され、障害者総合支援法では地方自治体に対して、手話通訳派遣事業を実施することを義務づけています。 ところが、さまざまな場面で手話による情報保障、手話に対する正しい知識の啓発について定める法律はまだありません。また、障害者総合支援法も手話通訳者を派遣できる範囲を市町村の判断に任せているため、派遣の範囲が市町村の財政状況によって違うという課題もあり法整備を求める当事者の運動が展開されています。
 同種の意見書は、東村山市や多摩市などでも出されており、都議会でも可決されています。今年1月には日本も障害者権利条約に批准しています。これを機にろう者が生きやすい社会を目ざし、ろう者、そして健常者とのコミュニティの手段としての手話を言語として位置づけ、広く浸透させるための手話言語法の制定の実現を急がなければなりません。
 小平市を初め自治体から出されている意見書が、国の法制化を促す力となることを強く望みます。

市民と議員の条例づくり交流会議2014  〜議会で未来をつくれるか!?②

分科会のコメンテーターの法政大学の廣瀬克哉さんと

 先日の全体会に続き、分科会の報告です。分科会のテーマは「議員間討議」「議会報告会」「わがまちの公共施設総合管理計画」の3つ。わたしは「どうする?!議員間討議」のグループに参加。というのも小平市議会では3月に可決した議会基本条例に議員間討議を盛りこみ、議会運営委員会で要綱づくりの協議をスタートさせたところなので、今後の議論の参考にしたいと考えてのことです。 

どうする?!議員間討議
 まずは参加者が5〜6人のグループに分かれ、所属している議会の議員間討議の状況や課題について話し合いました。すでに委員会に限定し、質疑と討論の間に必ず議員間討議の時間を設け会議録にも載せているという先進自治体議会の報告もありましたが、全体的にみるとまだまだ著についたばかりというのが現状です。始めてみたもののまだ慣れていないこともあり、自分が責められていると感じてやめようといいだす議員がいる、何をテーマにするかを苦慮している、会派としての結論が決まっていて議論しても変わらない、合意形成にこだわりすぎるとうまくいかないなどの課題が出されました。
 ですが、議会改革の流れの中で、議員間討議は大事な要素です。議会は何をやっているのかわからないという指摘がある中でひとつひとつの議案について議員同士で十分議論し、何故賛成なのか、あるいは反対なのかの論点を明らかにしなければ議会の透明性を担保することはできません。議員間での議論のプロセスをきちんと見える化することが市民への説明責任を果たすということであり、これをきちんとしておかなければ、議会報告会等の場面で、困るのは自分たちということになります。課題はあっても議員間討議は重要であるということをグループ討議を通して、確認することができました。

ドッジボールではなくキャッチボールを!
 アドバイザーの法政大教授の廣瀬克哉さんからは、議員間討議の現状について「キャッチボールをしたい人とドッジボールをしたいと思っている人がいる。市民はどちらを期待しているのかとの投げかけがありました。議員間討議の目的は相手を負かすことではなく、議論によって反対か賛成の選択以外の議会として新たな提案をしていく、それが二元代表制の一翼を担う議会の役割です。市民のための議会を目指し政策提案していく力をますますつけていかなければなりません。議員間の討議の実践の積み上げが今後ますます大事になってきます。
 小平市議会でも議会改革特別委員会、議会改革推進特別委員会では議員間討議を重ねながら条例を作り上げてきました。また委員会審査でも賛否の結論を出す前などには、休憩をとって議員間での議論をしています。これまでの実践を踏まえ、議会基本条例にも位置づけられた議員間討議を早期に実現したいと思います。議運の中でルールづくりがこれからは始まります。どうぞご注目ください。