視察報告

横浜型もったいない運動の「さなぎの食堂」にいってきました。

さなぎ食堂入り口
さなぎ食堂入り口
生活者ネットワークでは、環境政策の一環で、今回「ごみ」について多摩きたのネットのメンバーで集まり、地域のごみの状況など報告し、課題解決の糸口を探っています。ごみを出さない生活は考えられませんが、第一は最小限に減らしていくことが重要です。
3月は小金井市が実施している、学校給食の残渣から生ごみ堆肥化事業が進められ家庭からの生ごみの堆肥化も取り組み始めている現場の見学を行いました。
 今回は神奈川県横浜市、中華街で有名な石川町駅、中華街とは反対側で営業している「さなぎの食堂」を見学してきました。ここは、横浜市が推進する「横浜型もったいない運動」の一環で開設された、コンビニエンスストアのおにぎりやパン、お弁当など余剰食品の提供を受け食堂で利用しているものです。
余剰商品やわけあり商品は予測してメニューをつくることができない難点はありますが、ごみとして廃棄しないですむ点においては有効であると感じました。
食堂のある寿町は簡易宿泊所が120件建ち並び、6500人が暮らし、8割が生活保護を受け高齢化も進んでいるとのことです。もともとは日雇いの仕事をする人たちの宿泊施設だったところ、しかし不況の影響で仕事が減り路上での生活を余儀なくされホームレスの人もいる。そういった人たちが自立できるようにサポートして行こうと活動している人たちが「NPO法人 さなぎ達」です。医・衣・職・食・住の五つの柱を持ちメンタル面に重点を置き活動しているとのことです。「さなぎの食堂」は、五つの柱、食と職を担っています。食堂では300〜500円の安価で温かい食事をしてもらうこと、同時に厨房では、病気を持ちながらもスタッフとして働く雇用の場としても活かされているとのことでした。
私たちのまちにおけるごみ処理の問題などもかかえているが、ごみを減らす生活、有効な利用方法、処理方法を検証し考えて行きたい。(かすや久美子