麦刈りに思いを込めて

東大和産「うどん」はできないかしら・・・

東大和市の主催で麦刈り体験として市民募集がありました。梅雨の時期で、朝方まで強い雨が降っており参加者が心配されましたが、曇り空となり幼児や小中学生の子どもたちを含め30人余りの参加者でした。
農業委員会の会長さんの指導(麦の穂先チクチク刺さる部分=ノゲに気をつける。鎌の持ち方)があり、子ども達は呑み込みが早く一回二回と刈るうちに堂に入り上手になっていました。
東大和市に生まれ育った方々は50年前ごろのこの梅雨の合間に、自宅で栽培した麦の刈り取りを手伝っていたそうです。麦は東大和の伝統食材でありましたが、今では生産している方が少なく、地場の貴重なものとなっています。なぜ繋がって来なかったのか、また生産されなくなったのか農業者の方にうかがったところ、麦は11月に種を撒き半年以上かけ収穫する。植えている間は手間が係らないが刈り取った後に小麦にするまでに作業がかかる割りには、お金にならないそうです。麦を栽培している同じ場所で他の作物を栽培して行くほうがお金になるとのことでした。自分で食べる分だけ作る麦でも、買った方が安いという考えもあり減少してきたそうです。生産者の立場からいえば当然のことだといえます。しかし消費者としては地域で取れたものを食べて行きたい。輸入されたものには遺伝子組み換えされた小麦も入り込んでいるからです。以前にもホームページに書きましたが、地元で取れた地粉で作った手打ちうどんが美味しかったので、東大和の名産にできるような農業政策など市と農業者と積極的に勧められたらと思います。農業者は高齢化で、担い手がまだ決まらないなど課題も多いのですが、農地の手入れを手伝うなどで、援農の仕組みを作り、手間のかからない麦作りなどをすすめ地粉うどんを名物にしてくことで、農地を残して行くことができるのではないでしょうか。今回刈った麦はうどんになるのか、お菓子になるのか・・・楽しみです(かすや久美子)