どうなる、介護保険

介護保険制度が実施され、約10年が経過しましたが、はたして、本当に介護の社会化は進んだでしょうか。みなさんのご家族、また皆さん自身も、介護への不安があるのではないでしょうか?八王子市でも、高齢者のみの世帯が全体の2割、その中でも一人暮らしの世帯が半数を超えている今、解決を急がなければならない問題です。

年をかさねても、なるべく元気に自立した生活を送りたい。それでも病気や体力の衰えで介護が必要になったときに、みんながお金を出し合って支えあおう、家族の負担を軽減しよう、というのが介護保険の目的です。しかし、現在審議されている介護保険制度の改定はその反対の方向に進もうとしています。

そのひとつとして、ホームヘルパーが在宅生活の家事などを援助する「生活援助サービス」の介護保険給付を縮小していく方向にあります。しかし、「身体介護」のみでは人は生きていけません。「生活援助」によって生活を整え、人と社会とつながり主体的な生活を取り戻すことで介護の重度化を予防することができます。

介護保険に限らず、ひとり一人の生活に根付いたところからの提案で使いやすい制度をつくっていくことや、税金の使われ方を点検していくことで暮らしやすいまちをつくることができます。

今年はバトンタッチする鳴海ゆりさん、まつはし明美さんと一緒に、さらに活動を充実させていきたいと思います。