プラスチックのリサイクルはホントにエコなのか

2R(発生抑制と再使用)をすすめよう

八王子市では10月からごみの分別方法が大きく変わりました。
今まで燃えないごみとして分別していたプラ容器などが、資源ごみとしてリサイクルのルートにのり、リサイクルできない汚れのあるプラ容器やプラ製品、さらに革製品やゴム製品までが可燃ごみとして扱われるようになりました。

ほとんどのプラ容器を資源として出すことができることで、リサイクルされるのだからどんどん使ってもかまわないんじゃないか、という空気が広がるのではとちょっと心配になります。

リサイクルにはそれなりの費用がかかり、収集や保管、中間処理に関わる費用(処理場の建設費や人件費、ランニングコスト等)は市民の税金でまかなわれます。また、紙などは再生紙が当たり前に使われていますが、プラスチックについては再製品化されたものがどれだけ使われていて、資源が循環する構造が作られているのか明らかではありません。

そして、汚れたプラや製品プラは、燃やしてしまって本当に安全なのでしょうか。炉の温度が一定の高温を保っていればダイオキシンの心配はないといいますが、ダイオキシン以外に有害な物質はないのでしょうか。23区ではプラごみの償却に対する反対運動がおこりました。

リサイクルや焼却の前に、まずは発生抑制を考えなくては真の資源循環型社会への道のりは遠いのです。容器包装リサイクル法を改正し、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)を促進するしくみをつくりましょう!

水辺の生きもの調査に参加しました

8月4日、運動グループ主催の水辺の生き物調査に今年も参加しました。水量が少なく、いつもより生き物の姿も少ないようで残念でしたが、今年も環境市民会議の講師の方々のリードで有意義な調査活動になりました。

昔は近所の川で遊ぶことは当たり前のことでしたが、今の子どもたちにとっては滅多にできない経験とあって目を輝かせながら生きもの探しに集中していました。

下水道の普及により水質は向上しましたが、このように生きものと直接触れ合う機会が減っていることはとても残念です。水質を良くするための取り組みと同時に、多様な生物が暮らすことのできる川と川辺の環境を残していく提案をこれからも続けていきたいと思います。

どうなる、基地問題?!

子どもたちに美しい海を残そう

参議院議員選挙の争点が消費税に移ってしまいましたが、沖縄の基地問題を忘れてはならないと思います。

私は3月にジュゴンヤウミガメが住む辺野古沿岸や大浦湾に行ってきました。どこまでも続くサンゴの青い海、白い砂、ここに杭をうち滑走路を造ることは、だれが見ても環境破壊につながることはあきらかです。

沖縄県は日本の全人口の1パーセント、陸地面積は0・6パーセントしかないのに在日米軍基地の30パーセント、専用施設の75パーセントが集中しています。宮森小学校の戦闘機墜落事故、沖縄国際大学のヘリコプター墜落事故など記憶に新しいところです。

上空から部品の落下などだけでなく、日常人口密集地の上空を低空飛行する戦闘機に市民生活は脅かされています。人口9万人の沖縄宜野湾市のど真ん中に広がる海兵隊基地は世界一危険な基地といわれていることが普天間飛行場、嘉手納基地の前に立って実感しました。市民交流の場では沖縄の人にとって海は宝、そんな海に基地はいらないという子どもたちの声が心に残りました。

島に住む人の民意を政治に反映することこそ平和な美しい島のため、いえ日本中の願いです。今後、基地問題はどのように解決が図られていくのでしょうか。真剣な議論が交わされるように、私たちも声を上げていきたいと思います。

生き物調査に参加しませんか

8月1日実施予定の生き物調査の下見をしました

朝からあいにくの雨でしたが、それもまた楽しい。合羽に長靴といういでたちで、環境市民会議の今成さんの後をついていきます。今成さんは子どもの頃大好きだった生き物に大人になっても夢中なのだそうです。私たちも童心にかえり、市役所近くを流れる淺川にジャブジャブ。今成さんの網にはカワエビやメダカ、ザザムシが入っています。私の苦手なヒルも石にはりついています。

次は北淺川へ移動。清流にはカジカがいました。目的を忘れて夢中で石をひっくり返している私たちに今成さんから注意事項の伝授。靴下のまま靴を履くこと、夢中でどこかへ行かないよう見張りの大人が必要なこと、8月は暑いので木陰が必須であることなどなど。そうでした。下見に来たのでした。

地球は人間だけの住処ではない。様々な生き物がたくさんいることを知ることで川をきれいにする心を育てたい。生態系を守る活動として水辺の調査活動を継続しているのでした。

下見でしっかり楽しんだので、8月1日は安全に調査できるように緊張してサポートする側にまわります。みなさんぜひ参加してくださいね。親子だけでなく大人だけの方の参加も待っています。童心にかえり生き物と触れ合いましょう。

川の水の半分は下水処理後の水!

南多摩水再生センター

私たちが使った水はどのように処理されて川に戻されるのかを知るために、八王子市のニュータウンエリアの下水を処理する南多摩水再生センターを見学しました。多摩ニュータウンの建設にあわせて1971年につくられたこの施設は、多摩・稲城の大部分、八王子・町田・日野の一部を処理しておおり、敷地は東京ドーム5個分(!)、1日の処理能力は25mプール30杯分にもなります。

そこで知ったのは、なんと多摩川の水の半分が下水処理後の水であるということ。高度処理でより多くの窒素やりんを取り除く技術も取り入れられているということでしたが、法律に定められた要監視項目以外の化学物質、たとえば大勢の人が毎日使う合成洗剤に含まれる界面活性剤の成分については検査していません。 

下水処理で有機物は処理できても環境ホルモン物質や合成洗剤の界面活性剤成分などの有害化学物質を完全に取り除くことができているかは不明です。使用後の油などをそのまま流してはいけないのはもちろんのこと、生態系を守るためには、微量でも生き物に影響のある化学物質を減らしていくことが必要です。

生ゴミも立派な資源です

落ち葉や生ゴミの堆肥化を見学しました

8月5日、高尾地区のメンバーとめじろ台南公園で行われている落ち葉を集めての堆肥作りや、家庭から出る生ゴミの堆肥づくりを実践しているお宅を見学させていただきました。

めじろ台南公園では市のアドプト登録をしている団体の方々が堆肥化に取り組まれています。ブナ、桜、カシ等、堆肥に適した樹木が多いので葉を集めて水分をかけ、腐葉土化を試みていました。65℃位を保つとよいそうです。時々、切り返しをして腐葉土化をすすめるそうです。

また、住宅地の中での生ゴミ堆肥化は、炭を使ったりぬかを使ったり工夫を重ねて堆肥化し、野菜、花作りをしています。悪臭や蛆虫を減らす工夫等、大変参考になる話を聞きました。水分をいかに減らすかが一番苦労をしている点だそうです。

市はコンポストや雨水浸透ますに補助金を出していますが、試行錯誤しながら廃棄物利用などで用具を作った場合には補助金は出ません。かかった費用につき何%という補助制度にすればいいのにという意見もあり、なるほどと考えさせられました。

環境にやさしいせっけん利用をすすめよう

7月のシャボン玉月間に向けて、生活クラブ運動グループ・八王子地域協議会の皆さんと八王子市環境保全課にアンケート調査とメッセージの依頼に行ってきました。

合成洗剤と石けんの違いは一般的には良く分からないかもしれません。しかし、合成洗剤に含まれる合成界面活性剤は健康・環境に有害な物質としてPRTR法(有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組み)で指定されています。

八王子市の学校や公共施設では以前から石けん利用がすすんでいます。この動きをさらに広げていくように、6月議会の一般質問でも取り上げ、働きかけていきます。

廃プラスチックは燃やしても大丈夫?

第3回市議会定例会 一般質問報告 

八王子市ごみ処理基本計画の素案では、今まで燃えないゴミとしていた、資源化対象外のプラスチックを可燃ごみとして回収、燃やして発電や余熱利用をする案が示されました。しかし、プラスチック製品は光や熱や酸などによって素材が変質しないよう様々な化学物質が加えられており、焼却するとダイオキシン類だけでなく重金属類など有害な化学物質が発生します。

Q現在規制されているものは氷山の一角。重金属類やダイオキシン類類似毒性物質についても規制を。
A国の定める基準の順守を基本とし、さらに化学物質に関する有識者の意見を聞き対策を講じていく。

 自治体がコストに関しても環境負荷に関しても責任を持ち、税金でリサイクルするのは事業者の責任を進んで免除するのと同じです。生産者が製品の生産・使用段階だけでなく、廃棄・リサイクル段階まで責任を負う新たなルールの確立を求め、今後も働きかけていきます。

里山保全のしくみを

9月議会報告

八王子市は、南の多摩丘陵から川口丘陵、加住丘陵まで市街地をつつみこむように里山が広がっています。先日、保全活動をしている方の案内で上川口小学校裏の水田や美山の松木入谷戸等を見てまわりました。

谷戸の緑の中は心地よい風が吹きぬけ、糸トンボがイグサや稲穂の上に止まったり、オオシオカラトンボが水溜りにしっぽをつけてタマゴを産み付ける姿が見られました。ガマの穂が生い茂り、蛍の季節には今年も沢山の市民が訪れたということです。

しかし今、里山の自然は危機的な状況におかれています。そこで、9月議会の一般質問で保全のしくみづくりを求め、市長から「里山は市民の財産としても重要。市民との協働を進めて支援策を検討していきたい」との回答を得ました。

豊かな里山や谷戸の姿を、市民とのパートナーシップで保全・回復させるために、モデル地区の指定や保全活動の支援をすすめ、将来的には里山保全条例をつくり、保全を推進するよう働きかけていきます

廃プラ請願 趣旨説明その②

八王子市議会での趣旨説明

さらに、私たちが町田市の説明について疑問に思っているのは、事業者の土地取得の経過について正しく説明されていないことです。先日の八王子市民向けの説明会で配布された資料の<QアンドA>で「なぜ小山ヶ丘2丁目の場所になったのか。」という質問に対して「用地の確保も含めて受託事業者を公募した結果、受託候補として決定した事業者が計画した土地が小山ヶ丘2丁目でした。」とあります。同じ説明が「広報まちだ」の特集号にもかかれています。

しかし、10月11日に事業計画について東京都の担当者にヒアリングをしたところ、すでに昨年、2004年11月の時点で、町田市はプラスチック圧縮中間処理用地候補として、用途地域が準工業地域の町田市小山ヶ丘2丁目2−6、「町田グランネットタウン」を中間処理の用地としたいという旨を東京都・多摩ニュータウン事業・販売担当に口頭で打診していたということです。
そして都は町田市に近隣住民の合意、環境対策、法令の遵守などの条件を文書で提示し、町田市は都の土地取得申し込みを条件とする業者の公募を行うことを都に申し入れたということです。町田市が説明するように、公募の結果ではなく、すでに公募の条件としていたのです。

そして、2005年1月21日から4月20日、町田市は業者を公募し、4月20日、2社が都に土地取得の申し込みを行った上で町田市に応募し、5月26日、町田市と東京都は協定書を結び、6月10日に町田市は委託業者を株式会社佐久間に決定しました。

つまり、町田市は意図的に八王子市との市境である小山ヶ丘に建設を誘導したことを隠して、責任逃れのために、建設予定地の決定についてまったく関わっていないかのような説明をしているように感じます。

このような誤った説明は八王子・町田の両市民に対してとても失礼なことですし、市議会としても八王子市民の健康・安全を守る立場から、改めて市民の声を受け止め、きちんと態度を表明するべきではないかと思います。