議会への市民参加の機会を増やしたい!

区議会はもっと区民に近づかなきゃ・・・

 どうして区議会が身近なものでなければならないのか?
 生活者ネットで活動し始めたころ、そんな疑問を持っていました。
 区長さんも議員さんも、選挙で選ばれた特別な人で、区議会は一般庶民にとっては、難しい話をしている所という印象を持っていたからです。
 でも実際、区議会というところで話され、決められていることが「とても身近なことなんだ」と知り始めて、私の考えは変わってきました。

 たとえば今年の第1回定例会では、平成22年度の予算(一般会計で約1392億円)が審議されましたが、それに関連して、保育園の増設や区立文化センターの料金改定、区長・副区長の給与減額、行政委員の報酬減額、学校を含む施設の改修や請負業者の決定などなど、ものすごく膨大ではありますが、ひとつひとつが私たちの生活にかかわってくるものばかりです。

 これらのお金の配分等の内容に、無駄や手抜きはないか、優先順位はどうあればいいのか、などを話し合い決める場が議会ですから、「行政のプロなのでお任せください」とか「議員経験が長いから間違いない」とかばかり、言っていられないと思います。

 難しい情報でも、できるだけわかりやすく、できるだけ広く知らせて、市民の意見を取り込み、どう生かすかに心をくだく…。いま、その努力が求められていると思います。

 私は議会や委員会の傍聴に何度も行っていますが、傍聴者に「話し合いの内容がわかる資料」が配布されないことや、請願を出した方が意見を述べる機会を得られないなど、閉鎖的だなぁと感じています。これは、当の議員たちの多くが「必要ない、不便はない」と言っているため、依然として変わらないようです。
また、予算・決算特別委員会の傍聴は、委員会開催場所とは別の部屋で流される音声を聞くという形です。これは、会議室が狭く傍聴者の席をとれないからというのが理由です。

 議会のこのような閉鎖的な状態を当然と考えて、区民との距離を縮めようとしないのは、品川区議会にとってとても残念なことです。議会は各会派の考えは違っても、区民への情報公開の視点でもっと前進してほしいと思っています。小林けさみ