主旨採択では結局ごみは減りません!

環境対策特別員会を傍聴…「会派の利益」優先が明らかに

環境対策特別委員会の傍聴にみえた皆さんと
環境対策特別委員会の傍聴にみえた皆さんと
生活者ネットは生活クラブ生協と協力して、3年後に予定される「容器包装リサイクル法」の改正に向け、国会と区議会あての請願署名活動に取り組んでいます。
容リ法の中に、事業者がリサイクル費用を負担する「拡大生産者責任」を位置づけるべき、というのがこの請願の主な内容です。

12月16日、品川区議会の「環境対策特別委員会」でこの請願(署名245名、参考29名)が付託されたので傍聴しました。1時間ほどの質疑後、結局、主旨採択となりました。

主旨採択とは…請願の主旨は理解できるが、請願項目にある「容器包装リサイクル法の役割分担を見直し、拡大生産者責任(EPR)を位置づけた法改正を行うことを、国会に意見書を提出すること」は行わないということです。
公明党と民主品川が採択を主張した以外はすべて主旨採択。

主旨採択を主張した会派の主な理由は、方向性については賛成。しかし、事業者に負担を課すということは、小売価格が上がり、消費者への負担につながる。拡大生産者責任を求める動きは特別区長会・全国市長会でも要望を出しているので、さらに区議会として意見書を出すことは難しい。環境のことを考えると同時に、経済活動も考えないといけないのではないかというもの。

経済活動を優先してきたがために起きた大量消費・大量廃棄の連鎖です。これを断ち切るためにはこれから何が必要なのでしょうか・・・ 
私には「持続可能な地域社会の実現」というテーマではない、会派の「利益」が優先されてしまった議論と結論のように思えてなりませんでした。
今後も国に向けて、事業者がリサイクル費用を負担する「拡大生産者責任」を求めて、引き続き署名活動を行います。ご協力いただける方は品川ネットまでご連絡ください。<小林けさみ>