被災地の子どもたちに必要な支援を

思いきり遊べる環境、だれかと話せる場を

東北地方を襲った巨大地震・津波から1か月が過ぎ、被災地には全国各地からさまざまな形で物資や人的なボランティアが入り始めています。

被災された方々の状況は深刻で複雑多様であり、現場では、きめの細かい聞き取りや支援方法の判断が必要なのだと思いますが、被害の及んだ範囲があまりにも広く、行政の支援が個々の人たちに届くには、時間もかかるなど困難を極めています。

そんな中で、ボランティアとして参加した市民団体から現地の様子が伝えられてきます。私もかかわっている全国チャイルドラインでは、自らも被災したチャイルドラインみやぎの方たちが、子どもたちに必要な物資を調達したり、運びこむなどの援助をしています。

また、MIYAGI子どもネットワークはセーブ・ザ・チルドレンに協力して、石巻市3カ所、東松島市2カ所、名取市2カ所の計7カ所で毎日「こどもひろば」を実施しているのだそうです。チャイルドラインの受け手、子ども劇場の関係者、児童館職員、学生、保育士など多くの人が参加して、集まった子どもたちといっしょにドッジボールやこおりおに、粘土や折り紙などで遊びます。
避難所では静かにしなければいけないと萎縮している子どもたちも、思いきり体を動かしたり、親しくなったスタッフに話しかけたりしているといいます。

子どもにとって「遊ぶ」ことはとてつもなく大切。ほんとうに大きな力を与えるもので、苦しい状況だからこそ少しでも遊ぶことのできる環境、友だちと、だれかと話ができる場を整えてあげてほしいと思います。

チャイルドラインみやぎの有志は、子どもへの支援の相談などに対応するため、「災害子ども支援ネットワークみやぎ」を立ち上げたとのことです。

すでに品川区内にも、被災し、こころに傷を負ったまま、なれない地で生活を始めた子どもたちがいると聞きます。被災した子どもたちと家族の、これからも長く続く心身・物的な困難に寄り添う支援が必要です。私もできる限りの応援をしていきたいと思っています。