上越市の「森のようちえん」を見てきました。

◆かやぶきのハウスは涼しい〜
◆かやぶきのハウスは涼しい〜
 約10年前、ドイツに行ったとき、初めて「森の幼稚園」(ドイツの森の幼稚園の紹介記事)を知りました。ドイツでは、園舎を持たず、毎日森の中で子どもたちは過ごします。遊びの中からたくさんのことを学び、体験します。最近ではデンマークの例が紹介されるようになり、話題になっています。

 ドイツでの森の幼稚園を見てきて以来、日本でも活動している場所に行ってみたいと思っていたところ、会派の視察で実現しました。

 新潟県上越市で活動する「NPO法人 緑とくらしの学校」は、教え育てることから、共に育ち合う姿を大切に、そして子どもたちにかかわるすべての人が森で育ち合う姿を願い、森のようちえんを運営しています。

 ここでは、年齢別のカリキュラムはなく、年少さんから年長さんまでの子ども達が共に一日を過ごします。子どもたちは伸び伸びと目を輝かせて、いろんな遊びを発明し、発見していました。

 ここの運営は、NPOが担っています。国の認可要件のひとつである園舎がないことなどから、認可に至らず、団体はもとより保護者にも補助はありません。もともとの認可要件は、固定の園舎があることから始まります。森で子どもを保育することは想定外なのです。森は、所有者の方の好意により自由に使わせてもらっているそうですが、運営は厳しいとのことです。
 ちなみに、ドイツやデンマークでは、公立の幼稚園として運営しています。

 上越市の森のようちえんのような活動は、全国に広がりネットワークされ、昨年は、全国の森のようちえんが集まり、交流会が行われました。

 火を使ったり、調理したり、山で木登りしたりと危険がいっぱいと思いがちですが、一人一人が考え、行動し、判断して遊んでいる様子を見ると、大人が教えるより子どもはちゃんと危険を回避する力を持っていることに、改めて驚きます。

 「森のようちえん」のような育ち合いが、日野市でもできるよう考えていきたいと思います。
 

日光移動教室への不安

 日野市では、毎年日光市へ移動教室として子ども達が2泊3日で学習に行きます。私も小学生の時に行った記憶があります。日光東照宮、華厳の滝など多くの文化や歴史、自然があり、子ども達も楽しい時間を過ごしたことと思います。

 しかし、昨年の福島原子力発電所の事故により、日光市は除染地域に指定され、公開されている汚染地図でも東京より放射能測定値が高いように思われます。
 子ども達の保護者は、多くの情報がある中、日野市より高いと思われる日光市に行くことに不安を感じ、学校へ説明を求めています。

 先日、教育委員会に行き先の変更を要望しに行きました。来年度の移動教室の行き先が3月中に確定するので、各学校の校長先生に状況を伺ってほしいともお願いしました。また、保護者の方々は校長先生にもお話に伺っています。

 他市でも保護者からの要望が出され、行き先を変更する自治体も出ています。日野市は、日光市が安全宣言をだしていること、食材も検査し、ホームページで公開していて、年間1ミリシーベルトを基準とした毎時0.23マイクロシーベルトより高い値は出ていないことから、変更をするまでの状況ではないようです。
 各学校では、移動教室の行き先が決まってから説明会を開催する予定で、保護者と話し合うことは想定されていません。

 原発事故の後でもあり、さまざまな情報がある中、保護者と学校が情報を出し合いながら、検討してもいいのではと思います。
 また、事前に先生方が見にいくことですので、実際に日野市の放射能測定器で測定してくるなど、保護者の方々と話し合いながら、要望していきます。

放射能測定の現場を見てきました。

◆雨の中、手作りの測定棒をつかって校庭を測定
◆雨の中、手作りの測定棒をつかって校庭を測定
 日野市は、7月17日〜25日で子ども関連施設を放射能測定しました。最終日の25日、測定場所に生活者ネットのメンバーとともに見てきました。

 小学校の校庭と砂場を地面から5cmと1mの2ヵ所を測定。東京都から貸与された測定器で、東京都からの指導を受け、二人の職員で測定していました。その他の施設は各担当課ごとの職員が手分けして測定しました。
 測定結果は、9月1日の市の広報で公表します。

 子ども達が安心して通える場所にするため、これからも保護者の方々のご意見を伺いながら提案していきます。 

 日野・生活者ネットでも測定器を購入し、事務所など測定を始めています。

子ども関連施設で放射能測定実施!

給食などの食材の産地公表もスタート

 地域の保護者の方々とともに、子どもへの放射能汚染に心配しているなか、日野市へは要望書を提出、教育委員会には、1,000人近くの署名とともに請願を提出し、継続審査になっていました。

 8月17日、日野市は空間放射線測定の拡大を子ども関連施設である公立、民間の保育園や幼稚園、学童、児童館、小中学校などの98施設で測定の実施と給食食材の産地公表を決めました。

<子ども関連施設の測定について>
 ●測定ポイントは、校庭、園庭の開けた地点と砂場などで、方法は、高さ5cm、1mで測定します。
 ●機器は、東京都から貸与された同機種1台を購入し、2台体制で実施。
 ●結果は、9月1日に広報ひので公表。ホームページでも同時に公表します。

<給食食材の産地公表について>
 ●対象施設は、小中学校、学童、公立、私立保育園です。
 ●方法は、学校のホームページに即日掲載し、学校に掲示します。学童については、子育て課のホームページに掲載し、保育園は入り口に掲示します。
 ●公表開始は、小中学校が9月の給食開始日より行い、公立保育園は8月17日より始め、民間保育園については、体制が整い次第始めます。

 日野市教育委員会の請願審査でも教育委員の質問に対して、子ども関連施設の測定については、検討しているとの答弁をしていたので、期待をしていました。
 
 次回の教育委員会での請願審査で報告があると思いますが、その他にも学校行事への心配もありますので、声を上げていきたいと思います。
  

放射能測定を求める請願は継続審査に!

 子どもへの放射能汚染が心配される中、日野市教育委員会、8月の定例会に放射能測定の拡大を求め、1,000人近くの署名が集められた請願が審査されました。

 子ども達が通う、保育園や幼稚園、学校の測定拡大や学校給食の産地の公表などを求めた請願審査がまずはじめに、審査されました。請願代表者ら2名の方の請願趣旨の説明から始まりました。
 子ども達を安心して学校に通わせたい、日野市の美味しい給食を安心して子ども達に食べてほしい思いを話され、請願を提出に至る経緯も含め、訴えました。

 教育委員の方々の「なぜ、学校を測定場所に選ばなかったのか」「給食の食材についてはどうなっているのか」「1万7千人口の日野市で一台の測定器は少ないのではないか」など質問のあと、「学校は安心して通える場所でなくてはならない」「学校などの測定を検討しているとのこともあり、継続で審査したい」などの意見がだされ、9月の定例会へ持ち越されました。

 請願代表者や共に署名活動をしてきた方々は、私たちの思いをわかってくれたような気がして嬉しかったと話されていました。

 次回の教育委員会は、9月22日午後2時からです。追加の署名も提出できますので、より多くの人にお願いしたいと思います。
 日野・生活者ネットのHPでも署名用紙が取り出せますので、ご協力お願いします。

コチラから

子どもにとっての有用感ってなに?

 昨年からの2年間の任期で、青少年問題協議会に出席しています。市民公募からの市民の方や地区育成会、学校、保護司などの子ども関連活動をされている方々が集まり、青少年問題について話し合い、提言をまとめます。

 今回で4回目を向かえ、子ども達の社会性を育むため、何ができるか、どんなことをすればいいかと話し合いました。
 その中で、子ども達が社会で役立っていることを自覚する「有用感」を感じることがテーマの一つにありました。

 確かに社会に役立っていることを感じることは、自分を必要と感じれる一つですが、私は、生きていることだけで必要とされていることを子ども達に感じてほしいと思います。
 また、いろんな人の助けで生きている子ども達は、どうしたら社会に役立っていると感じることができるのでしょう。

 「有用感」という言葉に、どうも素直に受けいけられない私です。協議会の中でも、わかりにくいとの声もあり、ほかの言葉を考えることになりました。

 皆さんはどのように考えますでしょうか。

日野市の特別支援教育、発達支援を学習

◆たくさんの質問がでました。
◆たくさんの質問がでました。
 他市の生活者ネットのメンバーと共に、日野市の特別支援教育と発達支援の取り組みについて、学習しました。
 
 東京都内の各自治体に、地域生活者ネットが組織され、各々活動しています。今回は、近隣の地域生活者ネットのメンバーと共に、各自治体の事を学びあう場として、日野市の特別支援教育の取り組みと3年後にオープンする発達支援センターの現状について学習しました。

 日野市は、学習の遅れを補うリソースルームを今年度全小学校の設置が完了し、達成感を持つことも目的のひとつに取り組んでいます。
また、特別支援教育で工夫している学習内容を「日野のスタンダード教育」として、まとめられた副読本を、通常学級の学習にもいかそうと副読本の一人一冊配布と年一度全教職員対象に研修会を行っています。今年で2年目になることから、通常学級でも活用している様子が見られるようになったとのことでした。

 3年後にオープンする発達支援センターは、生活・保険センター内で発達支援室が設置され、先行して事業が始まっています。5月から開始した相談事業には、多くの相談が寄せられています。特に幼児の相談が多く、個別の支援も行われています。
 発達支援室では、0歳〜18歳の切れ目のない支援を行うため、委員会を設置して、検討しています。

 今後も近隣自治体の事例を学びあいながら、日野市にあった政策の提案をしていきたいと思います。
 10月は、多摩市の議会基本条例について学習する予定になっています。

放射能測定箇所の拡大を要望!

 日野市は、市内8箇所の公園で東京都から借りている測定器で空間測定を行っています。また、日野市産のブルーベリーやコマツナなども測定をしています。測定結果も公表しています
 
 このような状況の中、子どもへの影響を心配している保護者の方から、学校内の測定も行ってほしいとの要望をいただき、一緒に市長への要望と教育委員会への請願活動を行うことになりました。
 
 7月20日には、市民の方々と市長に直接要望書を提出しました。「5年後 10年後 こどもたちが健やかに育つ会 日野」の要望事項は以下の通りです。

1.保育園、幼稚園、小中学校のグラウンド・砂場・芝生・農園・プールサイド・遊具など、複数個所の空間線量を測定して放射能汚染の実態を把握し、ホームページや広報などによる結果の公表をお願いいたします。
調査によりホットスポットが発見された場合、速やかに土壌の入れ替え等の除染をお願いいたします。

2.保育園、幼稚園、小中学校において青果や穀物を栽培しこれを子どもに収穫・摂取させる場合、事前に土壌中の放射性物質の量を測定してください。あるいは事前に収穫物の放射能検査をお願いいたします。
放射性物質が検出された場合は栽培するに留め、収穫・調理・摂取等は行わないでください。

3.保育園や学校給食の食材全品について、保護者への配布プリント等にて原産地を公開してください。
また、放射性物質の低減努力(放射性物質が検出された食材を献立に使用しない、放射性物質が検出された地域の食材を避ける等)をお願いいたします。

4.保育園や学校給食に供給されている日野産の全食材(卵・野菜・果物・米・大豆等)について放射能測定を行い、放射性物質が検出された場合は給食への使用を自粛し、除染等の対策をお願いいたします。

5.保育・教育の現場で内部被曝が懸念される行事は随時モニタリングを実施し、安全を確認した上で、尚かつ十分慎重な議論を重ねて実施の判断を下すようお願いいたします。

また、同様の内容で教育委員会へ請願を提出します。
ご協力いただける方は、近日中に日野ネットのHPに請願用紙を掲載しますので、よろしくお願いします。

日野第二小学校の入学式に出席

◆入学式当日の校門
◆入学式当日の校門
 桜の花が咲いた中、111名の新一年生が、日野第二小学校に入学しました。まだまだ新しい環境に戸惑う子ども達ではありますが、入学式の間、きちんと座り、校長先生や来賓の方々のお話を静かに聞いていました。

 この子ども達がこれからいろいろなことに挑み、学んでいく様子を思うと、私たち大人がたくさんの手助けをしなくては!と思いました。

 先月起きた東北関東大震災では、多くの子ども達が被害を受け、地元の小学校に入学できないでいる子ども達がいると思うと本当に早く地元に帰って生活できるようになってほしいと願うものです。

 来賓の方から、保護者の方には、学校でどんなことがあったのかなど、子どもの話を聞いてほしい、よい聞き手になってほしいとお話がありました。
 子ども達が自分の言葉で話す力を身につけることは、大変大切なことだと思いました。日野市には子どもの権利を大切にする「子ども条例」があり、各学校でも条例の趣旨をもとにさまざまな事業が進められています。
 子どもの聞き手になること、そして大人は子どもがわかる言葉で話すこともぜひ取り入れてほしいと思いました。

 子ども達の人権を大切に一人ひとりが自分の力を十分に発揮できるよう応援していきます。

青少年問題協議会に出席しました

 私が委員の一人として出席している、青少年問題協議会は、子ども達の現状を把握し、青少年の問題についてどのようにすすめたらよいのかについて、提言を出すための会で、市長より諮問を受けています。

 私は、市民文教委員長として出席していますが、市民の代表の方や育成会、保護司、PTA、警察、児童相談所、学校などの子ども達にかかわっている方々と共に話し合いを進めています。

 今年度3回目になる2月21日の会では、子ども達のモラルの問題について、まずは大人が見せていくことが必要で、素敵な大人を増やすためにはというテーマを話し合いました。

 さまざまな団体で活動している方々からの体験や現状報告は、さまざまな角度から子どもを見ることができました。

 この協議会は、どの自治体でも同じような形で行われているので難しいかもしれませんが、青少年の問題についての協議でなく、子どもが輝くまちにするためにはどのような施策が必要かといった会の名前にしてほしい気がしています。
 しかし、内容はその方向で進められていると感じています。