明けましておめでとうございますと言いたいところですが

新しい年になりました。
昨年は有事法制からイラク特措法、自衛隊派兵と、この国のあり方がおおきな分岐点を迎えた年でした。とりわけ、イラクへの自衛隊派兵は、戦後50年以上にわたって、国家公務員をして海外で人を殺さなかった日本が、イラク支援の名の元に人を殺すことになる。そのことの重大性にどれだけの人が思い至るでしょうか。西東京市議会でも、テロに屈っするな!と声高に叫ぶもの多く、市民からの「自衛隊のイラク派遣に反対する意見書の提出を求める陳情」は否決されてしまいました。
北朝鮮の脅威やテロの恐怖、地域社会の治安の悪化などマスコミはことさらに不安を掻き立ています。
マスコミは真実を伝えているのか、まず疑ってみること。そして私達は不安を暴力で解決しようとする誘惑に打ち勝つ冷静さと智恵を身に付けなければならないと思います。
暗い気持ちで新年を迎えることになってしまいました。
でも、嘆いていては始まらない。
世の中がおかしくなることを人のせいにしない。自分で考えて行動する市民と手をつなぐ。これを今年の私のモットーにしようと思います。
どうかよろしくお願いします。
市議会議員・森下のり子

菜の花でバイオエネルギー

菜の花でバイオエネルギー

この夏、東京電力がさわいだ「首都圏大停電」キャンペーン、あれはなんだったのでしょう。結局大停電はおこらず、大幅な電力不足もなかったようです。そもそも東電をはじめとする電力各社のトラブル隠しで30基の原発が稼動停止に追い込まれたことから端を発したこの事態が、電力バブルを証明することになったのは皮肉なこと。いま、太陽光やエネルギー電池など新エネルギーが注目されています。ネットではバイオエネルギーのささやかな取り組みとして菜の花の栽培をはじめました。なたね油など食用油からディーゼル燃料をつくる取り組み実験に皆さん参加しませんか? お問い合わせは西東京ネットまで。 

浜岡原発の稼動停止を求める陳情

浜岡原発の稼動停止を求める陳情

今年7月の国際学会で、東海大地震がおきれば最も危険と発表された静岡県浜岡原発。日本にとって致命的であり、世界的にも未来世代に深く影響する原発災害の不安を抱いた市民から、これの稼動を停止するよう求める陳情が西東京市議会に提出されました。ところが、議会運営委員会では「現在住民が中部電力を相手取って裁判中であり、議会が意志を表明することは司法権の侵害にあたる」との理由から陳情を認めない判断をくだしました。陳情と認めなければ議会では審査されません。私は、陳情は憲法にも保障された市民の権利であるから認めよと主張しましたが少数意見でした。国の原子力政策と密接なかかわりのある政党の思惑があったのでしょうか。市民の権利に制限を加えた西東京市議会の判断は多くの市民から批判の的となるでしょう。 

少子化対策基本法にもの申す

少子化対策基本法にもの申す

少子化対策基本法が成立しました。戦後初めて、国が子産み支援に手をつけた法律です。子どもを産み育てるものが誇りと喜びを感じることのできる社会の実現に異論はありませんが、国民の責務「家族と子育てに夢を持つ」というようなことを法律で定めてよいものか。個人の価値を法で規定することは大いに疑問を感じます。そういえば、教育基本法も愛国心などがとりざたされています。今年になってから有事法制、イラク特措法などの法制定が立て続けにおこなわれています。振り返れば2003年が個人の領域に国家が大きく踏み込んだ分岐点の年であったということになるようで心穏やかではありません。

夏休み中の家庭生ごみを学校の処理機で堆肥にしよう

6月議会で、学校給食生ごみ処理機の地域解放を提案したところ。思いの外前向きな答弁が返ってきました。さっそく、先行してすでに取り組んでいる小金井市を訪問。今年の取り組みに向けた住民説明会に参加しました。そこでわかったことはごみ問題に対する住民の熱く強い思いが行政を動かしたということ。行政まかせでなく、責任者を輪番制にして1ヶ月近く生ごみを投入、管理できる地域の力に感服しました。西東京で実現できるかどうか、市民の力が試されることになりそうです。

市議会議員・森下のり子