最後の本会議(その2)

平成23年度予算付帯決議に反対の討論をしました

  井の頭公園の水鳥
  井の頭公園の水鳥
 三鷹駅北口広場暫定整備に関して予算特別委員会から付帯決議が出され賛成多数で可決されました。私は決議に反対しました。

 決議が出されるにいたった経過等については予算委員会最終日の総括質疑と討論、本会議の各会派討論のインターネット録画をご覧ください。以下決議の討論内容です。

 市政方針の中で市長は「阿久根市や名古屋市での市長と議会の対立が連日報道され、二元代表制を採る日本の地方自治制度に関心が集まっています。二元代表制は、権力の分立と相互けん制が基本となるものであり、お互いを尊重し、市民の付託に応えるべく議論を重ねながら、市政を進めていく必要があります。」と述べています。 
 今回の付帯決議では、「三鷹駅北口広場暫定整備に利用者・地域住民・議会との合意が十分に図られておらず、また、本予算審査の中で、さまざまな問題点を指摘したところである。」とありますが、私が予算委員会を傍聴の際の理解では、議員による問題点の指摘にたいし「三鷹駅北口広場暫定整備についてはあくまで行政報告であり、決定ではないので説明会の結果を活かし、市民との話し合いをしていく。その理解が得られないままで、5月の事業着工はない。」との市長答弁があり、検討過程の資料も出されました。

 また「三鷹駅北口駅前広場の交通機能の改善」に関しては昨年6月の第5回武蔵野市地域公共交通活性化協議会で三鷹駅北口駅前広場の交通機能の改善が議題として揚げられており、会長のあいさつとして「今年度、市民交通計画等の改定を行うこととなっているが、時期を同じくして、都市マスタープラン、バリアフリー基本構想、市の基本計画である第4期長期計画なども改定時期を迎え、作業が進行している。これからの計画策定には「総合化」ということが重要なポイントになる。この協議会や分科会でいただいた意見は、諸計画にも反映していきたい。」と発言されています。
 また規約7条の5には「協議会は、必要があると認めるときは、委員以外の者を会議に出席させ、説明又は助言等を求めることができる。」とあります。第6回では「今後、議会への説明や協議の結果によっては、整備計画案を多少変更することになる可能性はある。」との会長の発言もありました。

 この時点で、自分自身の反省も込め、議会としての何らかのアプローチが可能だったのではと思います。また法的根拠に基づく武蔵野市地域公共交通活性化協議会には当事者としての市民も参加しています。スケジュール的にぎりぎりの調整で時間的に難しかったとのことですが、ここに地元の商店会や、まちづくりを考えている市民の意見を聞く機会を設けられなかった事が、付帯決議にある地域住民合意が十分に図られていないことにつながったのでは、と残念でなりません。
しかし今決議の内容からは、これまでのプロセスや、当事者として参加された市民の存在が見えなくなってしまいます。これらを踏まえ議員として説明が十分行えず、責任を果たせないと考え、今決議に反対いたします。