武蔵野市教育委員会を傍聴してきました

どうなってるの中学校給食?

2月1日、平成18年第二回教育委員会を「中学校給食を地域で考える会」の人たちとネットメンバーで傍聴してきました。

議案 武蔵野市教育委員会の基本方針について。

陳情 中学校給食に関して二件。

協議事項   市立小・中学校卒業式および入学式祝辞について

報告事項   1、武蔵野市中学校給食庁内検討委員会設置要綱
         の制定について
       2、記録的大雪に伴うセカンドスクール実施地へ
         の対応状況について
       3、第二回読書感想作品募集結果について。
       4、武蔵野市市立中央図書館開館十周年記念講演
         会について

今回の教育委員会には中学校給食に関して二つの陳情が出されました。
「地域で中学校給食を考える会」の陳述の趣旨は「私たちのグループでは、子どもたちによりよいものを食べさせたいという思いから、1999年以降、毎年1回北町調理場にお伺いし、給食課の課長さんや栄養士の方々に安全性に関することなどを中心に様々な確認や質問をし、また提案もしてきた。こうした活動により、武蔵野市の給食は、できる限り国産の安全な材料を使い、季節感に配慮し、味覚の育つ時期を意識して加工品は一切使わないなど、徹底した手作りにこだわり、また、お箸のコーティング剤から食器、そしてそれらを石けんで洗うに至るまで配慮されている、大変優れたレベルの高いものであることを知った。いま、日本の食べものと、食事が大きな曲がり角を迎えている。かつて世界の健康食として最も理想に近いと言われた日本食は、家庭の食卓から消えつつあり、また地域の食材をいかし、季節ごとに旬の味を味わうという習慣もなくなる傾向にある。子どもたちの嗜好も油や砂糖がたくさん含まれた食事に傾いてきた。その結果、生活習慣病の増加など身体にも深刻な影響が及び始めている。また、子どもたちは食に関心を持たなくなってきているともいわれ始めている。こうした現状において、私たちは未来ある子どもたちに中学校給食は是非必要であると考えている。欠食対策としての学校給食ではなく、現在の小学校給食における考え方に基づいて、子どもたちの健康と健やかな成長を促し、食育としての機能も果たし、地域との連携を深める、中学校給食は必要と考える、検討いただきたい」などの陳述がされました。庁内では検討委員会が立ち上がり4月には実施に向けた委員会も予定されています。給食に関する議論がより充実したものとなるために、情報提供や市民の提案がさらに必要と感じました。

三鷹駅での遊説

北風なんかに負けないネットメンバー

1月17日、三鷹駅で1時からネットメンバーと駅頭遊説をしました。チラシを配る人たちの腕がいいのか、どんどん受け取ってもらい、予定していた吉祥寺駅の分がなくなってしまうほどの盛況でした。
そのとき配布したものは、出来上がったばかりのネットレポート、私が所属する民主市民ネットの会派レポート、むさしの憲法市民フォーラムの憲法改正国民投票法案のチラシです。
1月1日号のネットレポート(36号)では、給食を核に地域で循環型社会を作ろうと提案しています。給食に関しては、新市長の重要政策でもあり、市民の期待も高まっていますが、早期実現を求める余り業者のお弁当のようなものでお茶を濁すようなことでは意味がありません。ネットでのさまざまな議論の中でまとめたられ、食材の質はもちろんのこと食環境も合わせて提案していますのでぜひご一読下さい。ネットレポートをご希望の方はご連絡下さい。
また次の国会で審議予定の憲法改正国民投票法案に関しては、知らない人も多く、日本国憲法を政府与党案で改悪されないためにも多くの人に伝えたい内容です。
異常気象に代表される地球規模の環境問題も平和のことも、ひとつにつながった遊説でした。

創造的であるために

2006年武蔵野ネットは元気にスタートしました。

 2005年、選挙の嵐の中を私たちネットの小船は何とか無事に一年を終えることができました。ご支援いただいた皆様、ありがとうございます。

 武蔵野ネットでは今年度、去年の反省をいかしより創造的な議論の場を作って生きたいと考えています。 
生活者ネットにお寄せいただいた市民やネット会員の方からのご意見に対し、日常的な調査や事務、議会活動に追われ、なかなか市民の皆さんと議論を尽くせぬ歯がゆい気持ちでいました。ネットに対して様々なご意見をくださることに改めて感謝しつつ、期待されていることは大変うれしいことですが、今の私たちの能力を超えるご提案もありました。また、一般質問等ですでに提案していることもあり、まずはネットレポートやホームページに目を通しいただき内容の厳しいチェックしていただければ幸いです。
 皆様からいただいたご意見を反映させる場として一般質問以外に、砂川が所属する厚生委員会,鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会、または決算、予算委員会があります。どこでどのように発言することが政策実現に有効なのか、ぜひ議論に参加してください。議論といっても堅苦しいものではありません。ひたすら自分の意見を言うことでもかまわないし、(たいていのメンバーがそうです)テーマを決めて話し合い、具体的な活動を提案するとか、もちろん提案した人は中心となって活動していただくのが理想です。けれども理想は求めつつも、気楽に何でも話せる場が重要と考えます。ひとりひとりの市民にとって武蔵野を住みよいまちに育てるためにも、その人がもっているイメージを具体化し仲間で共有することがなにより必要です。
 「ネットは常に創造的でありたい」この言葉を年頭にあたり再確認させていただきました。

今年一年を振り返って

合い言葉は市民自治

2005年はまさに選挙の年でした。

生活者ネットの政策実現のためには、ネットの議員(代理人)を増やすことが最優先課題です。しかし、今回の都議会議員選挙では6人いた都議を3人に減らしてしまいました。2大政党のあおりを受け、その上オール与党の一部と批判され、ネットのルールであるローテーションも成功しませんでした。私たちの活動は個人の名誉のためでも、もちろんお金のためでもない活動です。市民のための政治の仕組みを地域で作る、そのための輪を広げる活動です。
都議選後、武蔵野市でネットを支援してくださっている方を中心にご意見を伺いに行きました。「もっとネットをアピールしなくては、議員を3期でやめるのはもったいない、生活クラブも変化しているので活動を拡げるのは難しいのでは」などの声をいただきました。また、「武蔵野市は都議選も、衆議院選も市長選も、ネットがかかわった選挙はみんな勝ったんだね、すごい。今回のことはネットにとってはどうなの?」と訊ねられました。もちろんネットにとっては初めてのことで、つらい思いもしましたが、結果としてネットの知名度が上がり、政策実現により近づいたと思います。
これまでは子どもの権利条例・地下水の保全・無駄なダムを作らない、といった提案はなかなか受け入れてもらえませんでした。しかし、今回の一般質問ではユニバーサルデザインでまちを見直す提案は実行に移されつつあり、変革の兆しが見えてきました。11月にはネットで国民投票法案(民主党案)の勉強会をし、年明けには都政報告会も予定しています。
国政の場ではまさに憲法改正を視野に入れた国民投票法案が具体化しています。衆議院議員の菅さんは民主党に意見を言う会の席上「子どもたちを戦争のできる場に送らない。」ときっぱり話されました。
新しい市長の邑上さんは「大事なことは市民と決める」が公約です。生活者ネットは「大事なことは市民が決める」あくまで主体は市民であり、市民の側の政策提案力もいっそう求められていきます。市民という言葉についても「議員だって市民」「市民の意見といっても両極端の意見がある」「市民の言うことを何でも聞いていたら、財政が持たない」と今までになく論議を呼んでいます。情報を共有し議論を尽くせばおのずと折り合える地点は見えてきます。今までは市民と行政がお互いに議論をし尽くす場が少なかったと思います。信頼関係が育たなければどんな議論も不毛です。私はこのことを今年のネットの活動を通じて学びました。
今、武蔵野ネットでは2月に行われる日野市議会議員選挙の応援に入っています。寒さの中で、私たち生活者ネットワークのつながりは育っています。

12月議会を終えて

邑上新市長になって、初めての一般質問が終わりました。
今回は、生活者ネットの活動の中から重点的に提案してきた内容を現時点での武蔵野市政に照らし合わせ、質問しました。
9月議会での一般質問は、30名いる議員のうち8名しか質問者がいませんでしたが、今回は一般質問をしたのは19名で、質疑もそれぞれ時間いっぱい使われ、議会の活性化は著しいものがありました。
私が今回した質問は大きく分けて以下の3点です。
1. 市民自治の立場から市民と行政の協働で解決するためのサポートとして市ができることは何か
2. 誰もが住みやすい緑の都市武蔵野を目指して
3. 子どもたちにとっての最善の利益を目指して
どの質問に対しても前市長の答弁とは異なり、1つ1つきちんと対応した前向きな答弁でした。
市長の言葉としては、「検討する」「研究する」が多用されていましたが、着任して間もないことを考えれば、当然のことと思います。
ただ一つ気になったのは、「子どもの権利条約に基づいた理念は、子どもプランに盛り込まれているので、新たに子ども条例の制定などは考えていない」との回答でした。「『身体・言語・自然』という武蔵野の教育方針をもう少し具体的な分かり易いものにしたい」との発言を考えると、子どもの権利の視点で、改めて子ども施策全体を考えるのはとても大切なことです。
今後も、ネットとしては、子どもプランに足りない理念部分の条例化を市に働きかけていきます。

邑上(むらかみ)新武蔵野市長誕生!!これからの市政に期待します。

10月9日投票の武蔵野市長選挙で、武蔵野・生活者ネットワークの推した、邑上守正(むらかみ・もりまさ)氏が見事、初当選しました。土屋正忠前市長の多選による強権市政を批判する市民が立ち上げた「むさしの改革宣言2005」が擁立し、ネット・民主・共産・社民・むさしのリニューアルが支持しました。
 今回の市長選挙は土屋前市長から指名される形で全面的に継承を訴え立候補した元市役所職員・落合恒氏と前市長の市政の継承・改革を訴えた市民の党・山本あつし氏との三つ巴の選挙となりました。
 邑上氏の勝利は、多くの市民が土屋前市長の「ワンマン市政」にNOを突きつけたと言っても過言ではないでしょう。
邑上氏が新市長となったことで、これからの武蔵野市は市民の意見を反映した「市民とつくる市政」に変わっていくものと確信しています。
 武蔵野・生活者ネットワークはこれまでも、まちづくりの意思形成の段階からの市民参加を保障する「市民自治」を訴えてきました。これからも、「市民自治」の実践のために身近な政策を提案していきます。
 新しい武蔵野市と邑上市政に大いに期待します。

やっぱりあったアスベスト

武蔵野市のホームページによると、調査対象となっている市内の159棟の公共施設のうち、130棟は吹きつけアスベストが使用されておらず、安全が確認されましたが、残りの24棟のうち、現在分かっているだけで、「第4小学校視聴覚室」「本宿小学校放送室」「中町集会所階段室」の3棟から基準値を上回るアスベストが検出されたということです。3箇所とも、故意に剥離させない限りは飛散しない状態だということであり、すでに天井リフォーム材で飛散を防ぐ処置は取られたようですが、それは急場の一時しのぎの対応でしかなく、完全な除去ではありません。市は、今後の対応として、「早急に対策を進める」とはしていますが、専門施工業者が各所からの受注に追われており、『除去』『封じ込め』『囲い込み』などの抜本的な対応が短期にはできない状態です。
武蔵野・生活者ネットワークでは、平成16年第4回定例会(H16.12)の一般質問で、87年に各都道府県の教育委員会を通じて文部省が行った調査の対象外であった吹きつけアスベストの存在が他の自治体でも見つかったことを例に挙げた上で、「撤去されたはずのアスベストが各地で発見され、新たな問題となっているが、武蔵野市での安全確認はされたのか」という質問をしました。これに対し土屋前市長は「昭和62年から平成3年までの間に、昭和50年以前の全施設を対象に徹底的に調査をした結果、建物で飛散するおそれのある部分、内装にじかに使われているところを中心に現地調査をして、その時点で全部撤去いたしております。直接塗布して、飛散の可能性のあるところについては除去したと。それ以外のものについては、その建物を壊したりとか、そういうときに対策をとると、こういうことでございます。」という答弁に終始し、「新たに調査する」との回答は得られませんでした。また、平成17年第2回定例会(H17.9)でも、「現行のアスベスト関係の規制では不十分で、市独自の条例を作るべきでは」などの質問をしましたが、市長不在の中、助役からは「全体的に調査を実施するような規制は国や都レベルで行うべきことで、市は現行制度の中でしか対応できない。」との回答で、23区内では対応策として独自の条例を作っている自治体があるにも関わらず、武蔵野市では消極的な回答でした。
もし、私たちが危険性の警鐘を鳴らした12月議会後に迅速に対処していれば、今年度入学の1年生をアスベストの危険に曝すことは防げたはずです。施工業者も受注に追われることなく、すぐに工事を行えたのではないでしょうか。また、9月29日時点で、第4小学校・本宿小学校の保護者に対して市側から何の説明もなされていません。このような市民に対する前市長と行政の不誠実な対応に疑念を持たざるを得ません。

友好都市酒田市(山形)・遠野市(岩手)訪問記8/3〜4

暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしですか。
暑さに平気な私も吉祥寺駅周辺で7/31に実施されたマナーアップキャンペーンのティッシュ配りで、あせもが出来てしまいました。
東北に行けば少しは涼しいのではと期待していましたが、到着の日に「今日から梅雨明けで大変暑くなりました」とのことでした。今回の視察先は酒田市とセカンドスクールの受け入れ先の遠野市です。両市は桜まつりや青空市での物産販売でもおなじみです。
まず、NHKテレビのドラマ「おしん」で有名になった山居倉庫に行きました。建物に沿って植えられた大きな欅の木や天井の高い造りは、天然のクーラーになってお米を守ってきました。二日目は遠野市昔ばなし村での武蔵野市親子ふれあい大会(そば打ち)をみてきました。茅葺きの南部曲屋は涼しい風がとおりぬけ、そば打ちをしている傍らで小さな男の子がすやすや眠っていました。遠野は山を越えなければ辿り着けない地形ですが、そのために守られ育まれた自然が息づいています。遠野市ではこれらを活かし、グリーンツーリズムを実施しています。グリーンツーリズムとは、訪れた人が地域の人にとって必要なお手伝いをしながら民家に泊まり、様々な体験をしながら地域の人たちとの交流をするものです。武蔵野市ではこの秋に子どもたちがセカンドスクールでお世話になる予定です。素敵な出会いがあるといいですね。
酒田から遠野への移動中にバスの中から見えた風力発電で有名な立川町の風車なども見学したかったです。

行ってきました八ツ場ダム予定地(群馬県長野原町)

 武蔵野のおいしい地下水を環境に配慮して飲み続けることが、地域の暮らしの豊かさにつながります。水の質の問題は生活者ネットの大切なテーマの一つです。
東京都は地下水を保有水源量として認めず、ダムを、50年前に作られた計画のまま必要性の変化を考慮せず群馬県に作ろうとしている国の事業に加担しています。私たちの税金を、おいしい地下水があるのに遠い川の水を飲むために使っていいのか、水余りに逆行する無駄な公共事業の最たるものです。
7月の都議選では生活者ネットの重要な政策として、八ツ場ダム反対を訴えてきました。ここまでは八ツ場ダム予定地を実際に見るまでの見解です。
高崎駅から一時間あまり車で山道をたどり若山牧水の愛でた吾妻峡につきました。深い渓谷は水量が少なく、豊かな水を想像していたのでまず意外でした。
八ツ場ダムは吾妻川の中流域に作られるダムです。吾妻川に流入している白砂川は草津温泉の強酸性の水を中和するため一日60tもの石灰をすでに20年間にわたり注入しています。
吾妻渓谷には縄文時代の遺跡も多く発掘され、古代の信仰の対象となっている「丸岩」もあります。そこに代替地の造成、取り付け道路、鉄道の敷設が進んでいます。
浅間山の土砂が堆積してできた谷あいは人の手が入ることでより地すべりの多い地域となり、地元の人々は生活の基盤を脅かされてきました。ダム反対と最後まで地域全体でまとまっていた川原湯温泉も移転が決まりました。しかし移転先での営業や、代替地の購入費用に関しても地元の人の不安は尽きません。
国や県はダムができても景観は守られるとしています。しかし、地域の人が親しんだ古代からの風景を大きく変え、水をためることで地盤はますますもろくなります。また、水質に問題のある水をため、東電に水力発電の保証金を払い、総額8800億といわれているこの事業は本当に必要なのでしょうか。

実際に訪れるまでは、私たちはおいしい水を飲みたいということでダム建設に反対してきました。そして今回ダム予定地に住んでいる住民の方々の50年間に及ぶ苦痛を身近に感じることで、人中心でない日本の政治のあり方に憤りを感じました。

戦い抜いた7月終えて

都議会議員選挙も終わり、去年のはげしい夏の暑さに比べると比較的しのぎやすい8月を迎えようとしています。今回の都議会議員選挙は議員になって始まって以来の過密なローテーションを組み、武蔵野ネットみんなで取り組みました。結果は東京ネットとしては議席を3名減らしてしまいましたが、総得票数では18万1020票を獲得しています。
私たちの市民自治に対する思いは当選議席としては結集できませんでしたが、多くの人の支持を活かすためにも、東京のローカルパーティとしての存在意義を強くアピールしながら地域の活動を続けていきます。
武蔵野では推薦した民主党の公認候補松下玲子さんが当選することができました。松下さんとの政策のすり合わせで、環境や教育の問題ではネットの提案を彼女の政策に活かすことができました。
この8月も武蔵野市内を自転車でみなさんのご意見を聞きに伺う予定です。見かけたら、いろいろな情報をぜひお寄せください。