都市農業を守ろう〜なんてお題目だけじゃなく、しっかりと歩いて体験しなきゃね

毎年恒例の農業ウォッチングラリー

熱弁をふるうイチゴ生産者 来年イチゴ狩りに行きま〜す
熱弁をふるうイチゴ生産者 来年イチゴ狩りに行きま〜す
 ワクワクしながら目を覚ましたけれど、生憎の雨模様(がっかり・・・去年も雨で中止)しかし!雨でも決行というので、だんだんと晴れてくるのを期待しながらいざ出発です!

まずは落川地区のイチゴのハウスを見学。2カ所目は百草地区で里芋収穫、3カ所目は和田地区で小松菜収穫!

収穫後は聖蹟桜ヶ丘駅近くの健康センターで芋煮を食べながら交流会です。
多摩市の農業の現状を聞きながらデザート登場♪
冷凍から自然にとけてシャーベット状になったブルーベリーです。(これは1カ所目のイチゴ農家の法面で栽培されたブルーベリー・・・おいしい♪)

ウォッチングラリーの良さは、市内の畑がわかるだけでなく
既存地区のいわゆる昔ながらの風景に巡り会えることです。
(毎年ルートを考えるのは大変ですよね。担当職員さんありがとうございます)
団地だらけのニュータウンに住んでいるから尚更そのギャップと歴史を感じることができるこのイベントが私は大好きです。

いっぱい歩いて、おみやげもどっさり。おいしい野菜をありがとうございます!
(収穫に夢中になり写真が撮れませんでした(^_^;))

夏の風物詩〜あさがお市〜

今日(2日)と明日(3日)聖蹟桜ヶ丘駅前広場でせいせき朝顔市が開催されています。(午前8時〜午後6時まで)
市内農家のみなさんが丹精込めて育てた朝顔です。

私も毎年買っていますが、今年も1鉢購入♪
開場には農業委員会でお世話になった会長はじめ担当所管の職員のみなさん、お疲れ様です!!

どうぞみなさんも夏の風物詩「朝顔」をお買い求めにお立ち寄りくださいね!!

地元産の梅でつくった梅酒「白加賀」、多摩の地酒「原峰のいずみ」も販売してますよ〜  

食べ続けることの大切さ

永山にできたアンテナショップ「ポンテ」
友好都市である長野県富士見町の物産や市内の地場野菜の直売をしています。
夕方に行ってもほとんど売り切れで買えず・・・
11時のオープン前に行列ができるくらいの人気です。

昨日・今日とちょうど午前中に永山に行く用事があり、新鮮な野菜をゲットできました!(やった〜)

藤井さんのチンゲンサイ、大根のまびき菜(関戸)
岸さんのしいたけ(関戸)
高橋さんの水菜(和田)
伊藤さんの柿(乞田)
萩原さんの小松菜(連光寺)
太田さんのお米(一ノ宮)

みんな新鮮でおいしそう♪
12日の活動報告でも書いた懇談会に参加してくださった生産者のものももちろんあります。
元気な野菜をいただき身体も元気に!!
農地を守っていくためにもしっかりと食べ続けていかなくてはね!

お互いの求めるものに近づくためにはお互いを理解しあうことから

今日は消費者団体連絡会(消団連)主催で市内の農業者と初めての懇談会でした。
私が農業者に声をかける役目でしたが、快く出席して下さった6名の皆様ありがとうございました。

農業者は、消費者に何を望むのか
消費者は農業に何を求めるのか
安全はもちろん、地場の野菜を食べ続けることで生産者を支えていきたいと考え、更にそれ以外にも少しでも農作業のお手伝いをしたい。
でも、それが実際に必要なのかどうか・・・
大規模にやっているなら、それも必要。
でも多摩の農業者は面積もそれほど広くないし、
自分達家族でできる範囲でやってきているから
よけいな仕事が増えることはどうもね・・・

ボランティアで登録制にしたらどう?
繁忙期だけでも勝手にお手伝いに行くわ
草取りが大変だからその時期には来て欲しいな
泥着きのやさいで出せば手間が省けるのでは?

などなど
お互いに少しでもできる事、やってもらいたい事など
貴重な意見交換の場になったと思います。

今年から永山駅に地場野菜のアンテナショップ「ポンテ」がオープンし、開店前から行列ができ昼前までにほとんどが売れてしまいます。
出せば売れるという現状から、今までは販売を考えていなかった
農家でも少しでも構わないからということで土日だけお店に出すようになった所もでてきました。
市役所横の農協、聖蹟桜ヶ丘のいきいき市、多摩センターの福祉ショップ、そして永山のポンテと直売所があることで農家の作付け計画ももっと収益をあげるように上向きに変化していくことを期待しながら、私達は食べ続けることで多摩市の農業を支えていきたいと思います。

会長(農業委員会のね)〜!地下足袋も用意して準備万端だよ!
いつでも草むしりしま〜す!!

生産緑地見学 その2

今回は連光寺編

連光寺は多摩市の東側に位置していて市内で一番標高が高い天王森公園や近くには聖蹟記念館、多摩大学などがあります。
天王森公園は旧地名を「船ヶ台」と言ったそうで、かつては東京湾まで見えた為についた地名のようです。
西は富士山も見え(この日は見えませんでしたが)市内を一望できます。

合歓の木が目印となる稲城市との市境にある畑はのどかですっかり気持ち良くなりました。
天王森からながれているわき水の所にはホタルが自然発生している湿地もあり、有志の方たちがこのホタルを守る活動などもしています。
また畑の一角にはミツバチのお家も!
こちらは市内の多摩美術大学美術館の屋上でミツバチを育てている「多摩ミツバチプロジェクト」のメンバーの方が育てているミツバチでした。

6年前に初められた体験型市民農園もここにあります。
整然とした畑はキレイで先生の目が非常に行き届いているなと感じました。

しっかりと手入れが行き届いた畑もあれば、雑草だらけのところ、しっかりと除草はされていても不耕作のところなど色々でした。
 来週は農業委員としての農地パトロールに出かけます。
しっかりとチェックしてきます!!

水田の横を電車がとおる風景も都市農業ならでは?!

多摩市の生産緑地見学

多摩ネット環境部会今年のテーマのひとつは「多摩市の生産緑地全箇所制覇!」
多摩市内には150カ所近く生産緑地があります。
見学2回目の今日は一ノ宮地区の生産緑地を見学しました。
ここは聖蹟桜ヶ丘駅(京王線)の西側にあたり見学した水田のすぐ脇を京王線が走っています。

現在農業委員会会長である小暮会長の水田や畑があるところです。天気もよく本当であればお仕事をしたいはずのところ、丁寧に私達ネットメンバーや市民の方々にお付き合いいただきました。
(ありがとうございました!!)

会長の水田ではこれから田植えをします。
1カ所はコシヒカリと餅米。そしてもう一カ所は、多摩市のお酒「原峰のいずみ」になる酒米です。

ちょっと北に移動した畑ではちょうど学校給食に納めるタマネギの収穫もされていたり、障がい者の方たちが始めたうどん屋さんに納める小麦が揺れていたり(こむぎの髭?がこんなに強いものとはビックリしました)・・・。

それぞれの畑で何が作付けされているのかの状況を見ながら
多摩市に残った貴重な農地を少しでも残すお手伝いができたらならどんなに良いことでしょうか。

最後は会長のおうちで取れたての
カリフラワー、紫色のカリフラワー、大根、タマネギ・・・を買って3時間近くの見学を終えました。
旬の野菜から元気をもらい地場産の野菜を食べ続けていくことの大切さをしっかりと語っていく必要を再確認したところです。
次回は馬引沢(まひきざわ)を見学する予定です。

多摩市の農業の未来は君たちにかかっているよ!

児童館と農業委員会が一緒に行う体験農業。
今年も私が担当する諏訪・永山児童館の「いもっ子探検隊」が活動開始です。

今年の隊員は37名。隊員の任務はさつまいも・落花生がどういうふうに出来るかを知ること。
どんな風に畑に植えるのか?木になる?土の中?どんな形で,味は・・・?自分の目と手と身体で探検してみよう!

まずは作付け。さつまいもの苗3本と去年収穫され乾燥させた生落花生を4粒もらい土に埋めました。

ボランティアの大学生も楽しそうに一緒に作業をしていました。
こうして作物が生育していく課程を体験することがきっかけとなって食べることの大切さを感じてくれることができればと願っています。

秋の収穫まで楽しくやっていこうね!!

認定農業者の表彰式でした

農業委員会の定例会前に、農業委員会会長を含む4名の方々がこのたび認定農業者に認定されたことにより表彰式がありました。

認定農業者制度とは、経営改善を図ろうとする農業者が作成した「農業経営改善計画」を、市町村が認定する仕組みで、国の支援策は認定農業者に対して重点的に行われます。
改善計画書には次のような内容が盛り込まれます。
1.経営規模の拡大に関する目標(作付面積、飼養頭数、作業受託面積)
2.生産方式の合理化の目標(機械・施設の導入、ほ場の連担化、新技術の導入など)
3.経営管理の合理化の目標(複式簿記での記帳など)
4.農業従事の様態等に関する改善の目標(休日制の導入など)

多摩市では兼業農家のかたがほとんどです。
耕作面積も少ないので100万円の収益を超す農業者は少ないのが現状です。
それでも今回の認定農業者制度により4名の方々は
年収300万円を目指す5カ年計画をたてて認定されました。
どうぞみなさん頑張ってください!

 今日の定例会では来年度の多摩市農業委員会事業計画が話し合われました。
「認定農業者制度を推進し消費者ニーズの把握につとめ、積極的に農業振興を図る」。
また「学校給食への地場農産物の供給拡大に向けた支援を行い、更なる地産地消の推進をはかり。小中学校での食育の取組にも参加するなど食育の推進への協力を行う」とあります。
現在学校給食には10品目の野菜が供給され、多摩市産の味噌も使われています。
そして今月、農業者による「多摩市学校給食連絡協議会」が設立されました。
4月には給食センターとの話し合いももたれます。新鮮で安心・安全はもちろんですが食育についても協力していきたいとの思いがあると伺ってます。
生産者が学校へ赴いて、或いは子どもたちが畑にきて、直接生産者とお話しができることで多摩市の農業を理解して、地産地消が安全・安心だということだけでなく、遠くから野菜を運んでくることでの環境負荷も含めてフードマイレージの考え方なども勉強してもらえたらいいなと思います。

 都内でもまだ少ない「栄養教諭」が多摩市には1名配置されています。協力体制をとりながら都市農業の大切さを伝えて行ければと考えます。

素敵な多摩市の女性農業者

農業委員会だより 32号(1月1日発行)

毎年1月1日に発行している農業委員会だより
農業者を中心に配布していますが、多摩市の農業を少しでも広く知ってもらうためにも
今年からは公共施設にも置いてもらうように定例会で要望しました。
私が執筆を担当した青木さんをご紹介します。
(写真:野菜バスケットを持つ青木さん)

青木さんはサラリーマンと結婚したはずが農業を手伝うことになり、今では30アールの畑で70種類の野菜をほとんど一人で育てています。
子育てをしながら、嫁として親の介護をしながら、さらに農家の仕事・・・と大変な時期を乗り越え今では野菜作りの楽しみが少しずつ分かってきたと話されます。
新しい野菜などを食べ比べるなどの知識を広めることも絶やさず、あれやこれやと試行錯誤しています。

 その時々に取れた新鮮な野菜を使って、数人集まれば料理教室も開いています。
例えば畑で採りたての七草で七草粥を作ったり、茶葉を紅茶にしたり、ブルーベリーでジャム造りをしたり。家庭ではいつもの食べ方から抜けきれない野菜料理も、青木さんのお話を聞きながら野菜を味わい、更に家族で囲む食卓の大切さを改めて感じる機会となります。
 自宅前の野菜スタンドには、手書きのレシピも添えて野菜を販売しています。これも女性農業者ならではの心配りです。
 とかく農家の女性は男性の補佐的な役割というのが一般的です。
そんななかで頑張っている女性農業者の一人として注目されている青木さん。これからの多摩市の農業の未来を気負わなく新しい視点で拡げて行ってもらいたいと思います。

写真
左:ミニトマトのアレンジメント
右:取材時にご馳走になった自家製ブルーベリーの手作りケーキ