設置されたのは、都庁舎にあった「だれでもトイレ」の一部。
「だれでもトイレ」とは、車椅子の利用者、付き添いの必要な人、妊婦、乳幼児を連れた人たちが利用できるトイレのことです。福祉のまちづくり条例の施設整備マニュアルでは、衣類や補装具を着脱する際に利用できる長いすや寝台を設けることを、望ましい基準としています。
乳幼児用のベビーベッドは、既に13箇所設置されていましたが、ユニバーサルデザインの考えに基づき、身体が大きい人も利用できる多目的シートの設置が今年2月に実現しました。
<写真上>入口にベッド表示がある。左は大西ゆき子都議
<写真下>手前が導入された多目的シート。折りたたみ式と収納式がトイレのスペースによって設置されている。長さ約160cm