国の政治の大変革を望む

福田首相辞任劇は、政権維持、党利党略、官僚組織の保身がみえる。総裁選候補による政策論争も、いかにも国民が選択するような錯覚をいだかせるが所詮一党内の騒ぎにすぎない。規制緩和と自由競争による淘汰からすさまじい勢いで格差がつくられ、セーフティネットも機能不全となっているこの状況は、他ならぬ自民党政権がつくり出したものだ。
温暖化対策も、年金、社会保障、医療、貧困問題も、なにも解決してはいない。 政局ばかりを論じている場合ではない。課題解決に一瞬の猶予もないのだ。

生活に密着した政治は、政局に関係なく連続して営まれている。
総裁選、臨時国会、衆議院解散とシナリオは用意された。
次期総選挙は、なにがなんでも変革を求めたい。
自民・公明の官僚依存政治を国民の手で断ち切る時だ。