「新銀行東京」に対する口利き行為は、一般都民が知りうる情報の提供の水準を超えて、議員の地位を利用し、個別の融資等の審査に対して影響力を行使しようとすることです。都議会生活者ネットワーク所属議員4人全員は、これまで、融資等の審査に対して影響を与えようとする口利き行為を行った事は一切ありません。ましてやその見返りを求めたことがないことは、いうまでもありません。
しかし、「新銀行東京」の経営悪化に関する、都議会関係者の関与や元行員による不正疑惑が、現に存在していることは否定できません。「新銀行東京」の設立と経営についての、石原都知事の政治責任をただす立場の都議会が、もし仮に、この経営悪化に手を貸し、都民全体に不利益を与えることがあったとしたら、断じて許されるものではありません。
私たち生活者ネットワークは、その真相解明のために関係者に対する情報の公開を求めるとともに、自らの説明責任を果たすために、議会の調査に積極的に対応することを明確にします。
以上