東京都知事選挙  市民が東京を変える

安心・共生のまち東京を

  東京・生活者ネットワークは、東京のめざすべき将来像として、市民の自治と多世代参加による安心して暮らせる生活圏の形成をかかげています。市民の主体的な参加によって持続可能な社会を創ることが、これからの東京が進むべき道と考えます。
現石原知事のトップダウンに基づいて進められてきたまちづくりは、国際競争力の強化を柱とする都心の再開発事業に基準がおかれ、福祉・子ども・教育分野においては後退しているともいえます。4人に1人が高齢者になる超高齢社会が目の前に迫っており、都民の社会保障政策は緊急な課題です。

 東京・生活者ネットワークは、環境への負荷を低減し生活の質を高める経済へと転換を図る中で、誰もが将来の生活・環境、医療・介護、住まい、子育ち・子育て・教育、働くことに希望をもてる生活都市・東京の実現することを政策の目標に掲げています。

 東北地方太平洋沖地震に伴う福島原子力発電所の事故から、首都圏とりわけ東京は、食料もエネルギーも地方に依存していることを自覚させられました。これまでの生活の転換を迫られています。

 知事をめざす人には、安心・共生のまち東京をつくる具体的な対策を早急に示したうえで、議論できる場を作っていただきたい。真に自治と参加のまちをつくる新しい知事の誕生を望みます。

東京・生活者ネットワーク
  代表委員 西崎光子
         池座俊子
         山口文江