不透明な公認はずしに異議!! 原発ゼロ・反TPP・憲法を生かす市民政治のリーダー 大河原まさこさんを、再び国政に!

民主党は参議院選挙公示直前となる7月1日、東京都選挙区の候補者を鈴木寛氏に一本化する方針を固め、大河原まさこさんに出馬辞退を要請したことは、たいへん遺憾であり、到底納得できるものではありません。直前の世論調査では、大河原まさこさんの支持率が鈴木氏を上回っていたとの情報もあり、一本化するのであれば、然るべき時期に予備選を行うなどオープンな形で候補者を絞るべきでした。

 東京・生活者ネットワークは、「不透明な公認はずし」と言わざるを得ない今回の民主党執行部の方針決定(7月1日)と、公示まであと2日という選挙直前での理不尽な方針変更(7月2日)に抗し、大きく異議を表明するものです。

 

民主党の今回の選択は、閉塞社会を打破するために、経済においても、政治においても女性の参画が求められる中、女性の参画を進める世界の趨勢に逆行していると言わざるを得ません。国会の場において議会構成員の半数を女性が占めることになれば、女性差別撤廃条約の遵守や男女共同参画推進に成果をもたらすことは必至であり、民主的な市民社会の実現にも大きく寄与することになります。

圧倒的に女性の国会議員が少ない中で、市民運動を経て都議10年、国政で6年、たゆまない活動を積み上げ、この理不尽な局面にあってなお、「生活の現場にこそ政治課題がある。私の目標は国政を生活者の視点で変えること、市民政治を国政で実現することにある」と、決意を新たにした大河原まさこさんを、東京・生活者ネットワークは全力で応援し、参議院選挙に臨みます。

 

私たちは、格差社会を容認する政治、右傾化する国政に強い危機感を持っています。

原発ゼロ、エネルギー・食料の地産地消、セーフティネットの充実を直面する政策課題に、持続可能な誰もが暮らしの豊かさを実感できる政治、一人ひとりの人権が尊重される憲法を生かす政治を実現しなくてはなりません。国政優位の政治体制から脱し、市民主権・地域主権を実体化する自治分権社会を実現するために、今こそローカルから声を発していかなければなりません。

東京・生活者ネットワークは、民主的な市民政治の実現をあきらめないおおぜいの市民とともに、市民政治のリーダー・参議院議員 大河原まさこさん[東京都選挙区]を再び国政に送り出すために、第23回参議院選挙を最重要課題と位置づけ、共にたたかいます。

2013年7月3日

東京・生活者ネットワーク